こんにちは

 

さすがにコロナ禍の勢いはおさまってきています。

 

以前のように発熱外来の予約の電話が殺到することもありませんし、昼休みを使ってPCR検査をやり続けることもなくなってきました。

 

インフルエンザワクチン接種業務は今シーズンは終了しましたし、コロナワクチン接種業務もどんどん減ってきています。

 

それでも3月の上旬は大量のスギ花粉が飛散していたため、このお薬を求めて多くの患者さんが来院されていましたが、それも少しずつ落ち着いてきました。

 

 

私が開業したのは2019年8月です。

 

その年の12月には中国の武漢で新型のウイルス感染症が発症しているとの話題があり、中国の春節に伴って中国からどんどん人が入ってきていました。

 

その後日本で新型コロナウイルスが感染拡大するのにはさほどの時間はかからず、程なく緊急事態宣言が発令されました。

 

ここからあとはどこのクリニックもそうだと思いますが、通常の体制とは大きく形を変えて診療業務を行っていくことを余儀なくされたんだと思います。

 

この頃私のクリニックは開業してまだ1年もたっていない頃でした。

 

もちろん今でもその気持ちに変わりはありませんが、最もやる気に満ちあふれていた時です。

 

そんなときに「風邪症状ですか?ごめんなさい今は診察する事はできません。」とか「熱があるんですか?それでは診察することはできません。」とか「家族にコロナ陽性者がでたんですか?それでは来院することをひかえていただけませんでしょうか。」などといった対応をすることは考えられませんでした。

 

埼玉県や保健所などとこまめに連絡を取り合いながら、何とかN95マスクや防護服、フェースガードなどを入手し、色々と工夫しながら通常外来と並行し発熱外来も行ってきました。

 

そこから3年ちょっと、本当にやっとの事でコロナをインフルエンザと同程度の疾患として扱うことができるようになってきました。

 

正式に5類感染症に分類されるのは5月からになりますが、新たな変異株による次の波が訪れたとしても、しっかりと対応していけると思っています。

 

 

長い前置きにはなりましたが、そんなわけで当院では、開院後初めてコロナの影響を受けない穏やかな状況を体験することができるようになっています。

 

新しい年度が始まりすぐにまた慌ただしい日常が戻ってくるのか、それとも神様がしばらくはのんびりしろと言っているのか、どちらかは分かりませんが、しかしそれにしてもとても大変な3年間でありました。

 

これからは休日などはのんびりと休み、少しは趣味のことなどもすすめていきたいと思っています。

 

先日はいつもより少しだけ早く自宅に帰れましたので、一人で勝手にコロナ禍の終息と…

 

あとは色々大変なことが続きましたので…

 

これらが一段落したお祝いに…

 

 

 

生ビールで一杯。

 

夜はゆっくりと休むことができました。

 

 

それでは長くなりましたので今回はこのへんで。

 

また近いうちに更新します。