お疲れ様です。
週末は恐怖の二日間でした。
土曜日朝6時半には家を出て、いつもの仕事を夜8時まで行い、夜8時半から夜勤、次の日違う現場があるのに残業になってしまい、日曜朝9時に初めての現場へ。
この時点でもう体力は
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でした。
まぁとはいえ初めてだから鞭打って頑張って夜6時、無事に終了とまぁなんとも濃密な二日間でした。
そんな中で感じたこと。
仕事とは簡単なようで奥が深く、今の仕事がバイトで行くところに比べたらどれだけ恵まれているか、と改めて思いましたね。
安い給料で厳しい環境、マニュアル厳守であり、やったことがない、知らないでは簡単に通用しない世界、そして私みたいなタイプや派遣のアルバイトには風当たりが非常に厳しい世界、そんな中で給料のために頑張る人たちと一緒に仕事をした、ということは何にも変えられないいい経験になりました。
そしてやはりそういった人たちのレベルの低さ、マニュアル以前の基本的な、例えば戸を開けたら閉める、とか、引き出しを開けたら閉める、とか道具を揃える、商品として買いたくなる装飾をする、周りに気遣いをして自分がどう動けばスムーズかを読む、という一般常識がないのが仕事を楽しみながら生きていく、という方向になっていないようです。
また逆に派遣とはそういう人たちの集まり、というものの見方で指示を出すほうも見るので、スタートの段階から派遣=底辺、という見下した指導になることは必然で、同じ目的に向かう中での仕事の質としてはまだまだ向上できる部分があるなぁ、と感じました。
誤解のないように補足しますが、アルバイト、派遣アルバイトの人たちが悪いわけではないんですね。
皆さん一生懸命作業をしていましたし、誰一人手抜きはいないんです。
ただ、「作業」であって「仕事」になっていない。
的を得ていない。
何をしていいか分からない。
こういう部分が目立つのでやはりできる人から見ると「仕事をしていない」になるんですね。
だけどそれは指示を出すほうにも責任があり、一から百まで説明しないといけない人にはしないといけないし、ある程度できる人でも目でチェックは必要です。
そこの職場は素人に対してもともすれば罵声、暴言になるようなことも聞こえていましたし、それでは全体的な仕事の質は間違いなく下がります。
そんな中でじゃあ自分はどうするべきか、です。
スポットですから見て見ぬふりしてもよかったのですが、あまりに目に余る方がいましたので内緒でほんの少しだけ要領を教えてあげました。
コストを意識して少しでもムダにしないようこうするんです、ゴミはこうしたほうがキレイでコンパクトです、という感じです。
そしたらその人、私より倍ぐらい年を取ったような方が私に対して敬語で話しかけてくるようになりました。
見ず知らずなのにです。
それまでいろいろ指摘、注意されてカリカリしていたのに、それひとつから周りが見え始めたんですね。
注意していた人も私に話しかけてくるようになり、プライベートな話やいつもどこで仕事をしているのか、といったことも聞かれました。
私はやったことない仕事ながら歯車をたったひとつ、ちょっといじっただけでその場の空気が変わり、いつ指摘されるかビビっていた周りの10人位の人も仕事に向かっていくようになりました。
仕事とはやはりこうでないと円滑に機能しないんですね。
この辺りが分かるかどうかはやはり経験を積むことしかないわけで、寝不足ながら楽しい1日でした。
というわけでバイトも終わり、あとは帰って寝るだけです。
本業の実績が落ち込み気味なので明日は頑張って実績あげますよ!
では、今日もお疲れ様でした!