ピアノの構造
レッスンで楽譜の注意書きを消しゴムで消そうとした時、「俺が消す」と小1の〇君から申し出がありました。 「消しゴム使う時は譜面台から降ろしてね。消しカスが鍵盤に入るから。調律の時掃除できるけど」と話したら「これ、分解できんの?!」とびっくりした様子でした。「電子ピアノは分解難しいから、特に気を付けた方が良いよ」とアドバイスすると、ますますピアノの構造に興味深々でした。鍵盤も中身も木で出来て出来ていて、電源ボタンがない時点でかなり驚く生徒さんは多いです。ピアノの両端にある○を電源だと思って押している事も結構あります。鍵盤を引き出した時の写真を見せてあげました。「鍵盤がピアノの上に乗ってる!」とかなり衝撃受けていました。「ハンマーは音の高さで大きさも変わってる、…」等々気付きがたくさんありました。○君:「ゆっくり押すと音がしないね」私:「ハンマーがゆっくりそーっと動くからだね。撫でるように押すと優しい音になるよ。強く弾くとハンマーが速く動いて大きな音!」ピアノの構造を知る事は、良い音作りに欠かせないですね!