ども、beniです。
愛しているの響きだけで強くなれる気がしたよ![]()
と、ご存知スピッツのチェリー。
わたしには同じ歳で
脳溢血で、
半身不随になった友がいる。
男の子で
かーーなーーーり、ルックスはいい![]()
顔だけみて、
飯が
喰える、
うまくなる、
そんなめずらしー男。
というより、
それがもたらす災いか
ルックスだけで
今まで生きてきたようなやんちゃ男で
仲間の誰しもが
「あんな生活をしていたらそのうち絶対に身体を壊すね」
「酒ばかり飲んで、女を大事にしないでバチがあたるね」
といっていた。
本人は
幼稚園でせんせー相手にモテることを知り、
人さらいにまで遭い
そこでもう、人生が狂った、と言っていたが
ふつーに生きたくて生きられない彼を
仲間もわたしも何故か
認めていた。
製薬会社で働いているが
時として誰かのヒモとして生きていたり、
ほんとーによくわからん男。
ニコッと笑えば、許せてしまう
そういう茶目っ気がもともとルックスの代償として
常備されていたと言うべきか。
酒には強いが
そんな彼でも酔っ払うと
「オレはさーみんな好きなんだよ。 ←常にかけもちだから(笑
だけどさー
おれを本気で愛してくれてるひとは
かぁちゃんだけしかいねーんだ、」 が 口癖。
さみしかろー
さみしかろー
を、友言葉で変換すると
ばーか
ばーか。
「お前は間違っている!!」
わたしは時に
喧嘩したりしながらそんな幼馴染みな友である。
そんな彼が
酒で2年前に倒れたことは聞いていたが
プライドの高い彼は
仲間の前に一切姿を現さなくなった。
実はその後も
くも膜下出血倒れ、一度は希望をみたものの
また奈落の底へ落ちたそうな。
そしてヤケになり
大変だったそう。。。
でも懸命なリハビリで
歩けるまでになった![]()
買ったばかりのマンションも引き払い、
今はどうしているのか・・・
それを知る者は居なかったが
ある日
仲間の前に突然現れた。
健康だった頃の
よどんだ、でもどこか鋭い瞳ではなく
キラキラ
と
まるではじめて世界を見た子どものように
澄んだ瞳で
「ど・う・も
」
言語の分野をヤラレたらしく、
思うように発音ができない。
でもそれでも
機械音のようだが、ゆっくり待てば
話せるくらいにまでなってくれた。
なんか・・・
自然と涙がこぼれて![]()
嬉しいと切ないのと悔しいのと・・いろんな味がした涙だったが
彼が
絶望を乗り越えて、
現実を見つめてくれたことが
わたしたち仲間には
本当に本当に嬉しかった。
そんな彼が思うように発音出来ないのに
リハビリに歌いたいと、
選んだ曲がチェリー![]()
サビの「愛してる の 響きだけで」の「あーてーる」しか
彼は声にならなかったが
皆で大合唱した。
それはまるで
励ますように、そして励まされるように・・・
仲間の全員が涙を堪えながら。
「
愛しているの響きだけで強くなれる気がしたよ
ささやかな喜びを つぶれるほど 抱きしめて
」
この日のチェリー
わたしは一生忘れないと思う。
そして歌詞通り
きっと想像した以上に騒がしい未来が
彼を待っている筈。
見守っていきたいと思う。
ちなみに・・・
今の彼女は看護士@人妻だそう。。。
やはり彼はしょーもない (笑