正月に実家(紅家)に帰った時、こたつのスイッチが壊れ「入」のままになっており、毎回火花を散らしながら直接コンセントを抜き差ししている状況を見て唖然としました
しかもスイッチ部分はやけどしそうなくらい熱くなっている。
実際、下のじゅうたんが焦げて何度か買い替えたとか言っていた。←敷物数枚の金額で新しいこたつが買えるんじゃないか
そういうとこだよ!紅家が昔から貧乏でありつづける原因。
「コレ、いつ火事になってもおかしくないよ。買い替えた方がいいって。」
「もう何年も主(紅父)に言ってるんだけど、ちっとも動かないんだから。ここのコンセントの部分だけ修理できるんかね?おじちゃん(紅母の兄。元電気関係のエンジニア。おととし他界した)がいたら見てくれたのにさ。」
「このこたつ古そうだし、部品だけとか売ってないでしょ。修理した方が高くつくと思うよ。」
「こういう時のためにとっておいたお金だって、み~んな主がタバコとお酒に使っちゃうんだから。」
紅母は昔から人の言うことに対して首を縦に振るようなタマではなかったが、ここ数年ますます頑固さに拍車がかかっているので厄介である。
家の中のままならないことすべてが紅父のせいになっていて、(一日中こたつに入ったまま動かない父もどうかと思うけれど)ちょっと不憫になってくる。
「ホント全然人の話を聞かないよね!」と言ったら、相方に
「傍で聞いてると似た者親子だなって思ったよ。言い出したら聞かないとことかそっくり。」と指摘されて、己の言動を改めようと反省しました
こたつのスイッチが原因で火事を出して人様に迷惑をかけてからでは遅いので、ネットで同じサイズのこたつをチョイスして、いくつかメールで送ったら、あれだけ買い替えに乗り気ではなかったのに
「天板に模様がない方がいい。」と買ってもらう気満々でいるらしい。
前にラジオ「over the sun」でジェーン・スーさんが、「父親が自分に色々とたかってきてウザい。」(←意訳)みたいなことを嘆いていたのを、そんな親もいるのね~と他人事のように聞いていたけれど、まさに己の身に降りかかって来ようとは
紅家の次女うのうは紅親と同居していて、(平日は早朝から深夜まで仕事で事務所へ避難しているが)何かと面倒を被っているし、
三女しずは子育てをしながら、紅家となりに家を構え(親にたかりつつも)世話を焼いてくれているので、遠方に住むアタクシにできることは金を出すことくらいだ。
そう割り切って、注文してやりました。
安心メーカーのコイズミ。
そして最大のポイント
ナント!この部分だけ付け替えられるっ!
これならまたスイッチがダメになっても安心だわ。
今朝、紅父母が2人でコントのような喧嘩をしながら無事に設置した旨のメールがうのうから届きました。
「せっかく和風旅館みたいな色合いを選んだのに、座椅子に巻き付いているTシャツと変な敷物がインテリアを台無しにしている。」
「壊れたこたつはうのうが清掃センターに運んで処分してくれるって。」と言ったら、
「テーブルとしてまだ使えるんじゃない?人が集まった時とか。」と未練がましく言っている。
紅家には誰も使っていない座卓(一枚板でめちゃくちゃ重い)が物置となって放置されて、客間を圧迫している。ゴミ屋敷寸前
「あの座卓の上に重ねて置きかねない。」としずが恐ろしい予言をする。
「テトリスかよっ!」
説得の結果、何とか古いこたつは手放してくれそうです。
後はうのうが強行突破してくれることを願うのみ。