週末、ちょいと出かけてきました。

メインは温泉と人に会って話を聞くことだったのですが、寄り道がてら「奈良井宿」なる観光地に行ってみようひらめきとアタクシが計画を立てました。

たまたまネットで見かけた奈良井宿の様子が「江戸時代にタイムスリップ手裏剣?」という趣があって、実際に見てみたかったのだ。

 

奈良井ダムを横目に山間の道をグネグネと車を走らせ、たどり着いたら

 

 

見事な橋。

 

ウチラが車を停めた駐車場はすぐに満車になったので「全国旅行支援もあるし、激混みかもよ!?」とドキドキする。

 

 

ここは宿場町のメイン通りではないので人はまばらだ。(ずきんさんの写真も撮れる。)

 

川を渡って線路下をくぐり、メイン通りに出ると

 

 

例の江戸っぽい宿場町が現れたポーン

 

「入った瞬間から感じてたんだけど、これって白フクロウの再来じゃないの?」

 

「えっ!?またやっちゃった系?」

 

白フクロウ状態とは・・・

以前、いしかわ動物園に北陸初の白フクロウがやって来たというニュースを見て、これは混雑するだろうなと覚悟の上、喜び勇んで出かけたら、白フクロウに食いついている人が我々以外誰もいなかったチーン

というアンテナが世間の人々と若干ずれているアタクシの行動パターンのことである。

 

詳しくは「いしかわ動物園」のブログをご覧ください。

 

「ちょうどお昼時なのに閑散としている・・・」

 

 

奈良井宿のあちこちに湧き水が飲める水飲み場がありました。

基本的に住民以外の車は入れないので、歩行者天国状態です。

看板や屋号の表記が旧仮名遣いだったりするのが楽しい。

アタクシは書道をかじったことがあるのでフツーに読めるのだ。

 

 

電柱と電線がないのが街の景観をスッキリとさせているのだな。

そしてこの辺りでは漆器が有名らしく、塗り物を扱うお店がポツポツとありました。

しかしながらどうも入りにくい。

 

「店頭に一切商品が並べてないから、どんなモノを売っていて、いくらぐらいするのか、パッと分からないのが原因だと思う。基本的に入口もしまっていて入りずらいなぁ。」

 

「普通の観光地なら店先に看板やワゴン出したり、もっと目立つように商売してるよねぇ。」

 

「たぶん店の軒下からはみ出しちゃいけないルールなんじゃない?」

 

「確かに、すべての店がきっちり軒下に収まってる。」

 

 

まさに時代劇のセットのような

ある意味「映え」感モリモリの写真が撮れます真顔

 

ちょうどお昼でお腹が空いた~

道すがら目にした「あるワードの食べ物」が気になって頭から離れなくなり、店に直行しました。

 

 

「ひねうどうん」

 

「ひねうどんって何だ?」とスマホで調べようとする相方を遮る。

 

「調べちゃったら面白くないじゃん!謎のまま食べた方がいいって!」

 

ひねがツボワードなんだよなニヒヒ

結果、ひねはアタクシの苦手な食べ物であることが(メニューを見てから)判明し、

 

 

黒麦うどんにしました~滝汗←弱っ

 

 

うどんに全粒粉のつぶつぶが練り込んであります。

コシがあってダシは濃いめでなかなか美味しかったですが、ダシに関して言えば「ひねうどん」の方がコクがあって美味しいです。

 

「ひねってさぁ、捻るみたいなチネるみたいな何て言うの?ほうとうっていうか、すいとんっていうかそういう食べ物を想像したんだけどな。予想と違ったわ~」

 

「でもワシは今まで食べたうどんの中で3位に入るくらい美味しいと思った。」

 

 

名物、五平餅も付いていてお得。

右側が花椒みたいなちょっと独特な味がしました。(けっして不味くはない)

 

 

いなかやさんといううどん屋さんです。

店内は昔ながらの建物で子供の頃遊びに行った田舎のおばあちゃんの家のようで懐かしかったです。

 

 

翌日、松本に住む知り合いに

「奈良井宿に行ったら思いのほか人がいなくて拍子抜けした。」と言ったら

 

「色々な「宿」があるけど、何で奈良井宿なんだろう?ってちょっと思ったんだよね。もっと店もたくさんあって、栄えてる宿場町が他にもいっぱいあるのに。」と言われましたチーン

 

 

 

アタクシのリサーチ不足だったのだろうか?

一応、無料駐車場の情報だけは予習バッチリだったんだけどな~イヒ