マレーシア有閑マダム紀行 其の4



さて、いよいよマラッカ小旅行の日です。


メンテナンスをしてエンジンのかかりも(ブレーキの効きも)良くなった車に乗り込んで、約200キロのドライブ。
途中、高速道路のPAに寄ってガソリンを入れたり、ETCカード(プリペイド方式になっている)のチャージをしたりします。
マレーシアのガソリン代は日本の3分の1程度で1リッター当たり50円くらい。
高速料金も日本のようにバカ高くはないです。



マラッカは観光地なので「土日は結構混む」ということを念頭に置いて、金曜日の午前中に出発したのですが、やはりマラッカ市内への一本道が多少渋滞していました。


窓から見える街路樹や山々には南国の草花が生い茂っており、
「天気も良いし、南国の花も綺麗だね~。まるで天国のようだ・・・」


「でも、車の外に出たら地獄のように暑いと思うよ。なんか、蜃気楼みたいに地面がユラユラしちゃってるし。」


日本ではすっかりカーナビに頼り切って運転していますが、今回は地図が頼り。
案内標識と「野生の勘」で、突進していったらちょうどホテルの前に着いていました。



紅ずきんのブログ(別館)-マジェスティックホテル外観。


「すごいよ~マッチャン。あっぱれだよ!カーナビ要らずだね。」


「しかも、狙いすましたかのようにちゃんと1台分駐車場が空いてた~。」

ふと、ホテル前の駐車スペースに停められている他の車を見渡すと、高級外車ばかりがぞろりと並んでおるではないか。



紅ずきんのブログ(別館)-ポルシェ。

「これはっ!あのポルシェではないか!」


「あたしゃポルシェを至近距離で見たのは初めてかもしれん。」


「ひえぇ~、隣の車も高そう。車停めるのも気ぃ使うなぁ。良かったよ、こっちはちっこい車で。」


「このホテルにお泊りになっているお客さんは、いわゆる高級外車にお乗りになるような方ばかりなのかね。」

と言いながら、記念にポルシェの写真を撮る(笑)

「ふっふっふっ。ウチのポルシェも撮ってやってよ。」


「あぁ。色だけ一緒だね(爆)」


アタクシたっての希望で予約をした「マジェスティックマラッカホテル(The Majestic Malacca)」は古き良きマラッカの邸宅といった感じ。
白い壁に緑色の窓枠という内装が清々しく、スタッフの衣装もクバヤという刺繍をふんだんに施したブラウスと巻スカートでプラナカン文化を感じさせ可愛らしい。



紅ずきんのブログ(別館)-クバヤ。


マジェスティックホテルには日本人女性の従業員の方がいらっしゃいました。
出していただいたお茶が美味しかったので、「どこのお茶ですか?」と聞いたら、すぐに調べてくれて丁寧にお店の場所まで教えてくれました。
親切で可愛らしい方です。このホテルに配属されて日も浅いとのことでしたが、頑張ってくださいsei



と、ここで思い出したけど、マラッカでこの刺繍ブラウスを買うのを忘れていた~Queenly
む、無念・・・




ホテルのロビーのそこここに大きなガラスの壺に入ったお菓子が置かれています。(もちろん食べ放題)
お部屋は比較的広くて、シンプルでセンスの良さを感じる作り。高い天井ではゆっくりとファンが回っています。
何よりもバスタブが猫足~ねこ姫仕様姫(笑)


紅ずきんのブログ(別館)-バスルーム。
おまけにオサレな竹のカゴに入ったバスソルトまで常備してあります。


紅ずきんのブログ(別館)-ベッド。



紅ずきんのブログ(別館)-デスク。


「すご~い!可愛い部屋だね~。」
「おぉっ!茶器まで可愛い。」


紅ずきんのブログ(別館)-茶器入れ。




紅ずきんのブログ(別館)-お茶。
と、興奮しながら撮影会をしていたら、ホテル内でとっぷり1時間もはしゃいでいたことに気づきましたたらこ



紅ずきんのブログ(別館)-ベッドにずきん。


「さて、もうとっくにお昼の時間も過ぎていることだし、ぼちぼち出かけてみるか。」
ホテルからマラッカの中心部「オランダ広場」まで歩くこと15分ほど。

かの有名な(?)ド派手なピンクの教会(聖パウロ教会)&自転車タクシー(トライショー)が見えて来ました。


紅ずきんのブログ(別館)-オランダ広場