マレーシア有閑マダム紀行 其の２
さて、快適な空の旅を満喫したにわかマダム風なアタクシです。
機内で読む新聞などをすすめられたので、「世界を股にかけるビジネスウーマン」を装って（？）日経新聞の夕刊をチョイス。まぁ日経は毎日読んでいるのだがね。
浮かれて機内食の写真を撮っていたら、ＣＡさんに慈愛の眼差しを向けられ
「よろしかったらお写真撮りましょうか？」とベタな『機内食とアタクシ』写真を撮っていただきました。
周りはどう見てもビジネスマンらしきおじさんばかり（しかも半分くらい空席）だったので、きっと珍しかったんだろうね。一人で浮かれているおなごの存在が。
離陸は３０分ほど遅れたものの、予定時刻よりも１５分早くシンガポールに到着。
この距離で時差が日本と１時間しか違わないので、朝６時と言えども外は真っ暗でした。
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これ、例のHOKUTAN のスーツケースです。
なかなかいいお色ざます。
大きい方は預けて、小さい方は機内持ち込みにしました。
ほどなく友人マッチャン（※上海留学時代の友達。同じ歳）と合流。
これから陸路の国境越えでございます。
アタクシ、車での国境越えは初でして、シンガポールとマレーシアそれぞれの出国審査、入国審査がドライブスルー方式なのに感動いたしました。
車の窓からパスポートを渡す→一応顔写真を確認→スタンプ押して（出国カードを挟んでｏｒ抜いて）パスポート返す×２
というシステム。
マッチャンは何度となくマレーシアとシンガポールを行き来しているので、パスポートのスタンプがいっぱいになりつつありました。ちなみにマッチャンの旦那様は出張も頻繁で増刷してもさらにスペースが足りない危機的状況のパスポート。
「昔はパスポートのスタンプが増えるたびにうれしかったけどね～。今となってはバカンスに行くにもパスポートの空白がヤバいからマレーシア国内にしとく？みたいな感じになっちゃってるよ・・・」という現実問題があるという。
シンガポールとの国境、ジョホールバルと言えばサッカーＷ杯フランス大会の「ジョホールバルの歓喜」で有名ですね。（ご存知ない方はググってくだされ）
「地球の歩き方」にはイスラム文化ただよう街。注：治安はあまりよろしくない。と書いてありました
ジョホールバル（以下ＪＢ）にそびえたつ高層マンションが駐在マダムマッチャンの住まいであり、アタクシの滞在先であります。
厳重なセキュリティでゲートはもちろんのこと、各棟のエントランスにもガードマンが２４時間常駐しています。
そして、外観はリゾートマンションのよう。南国の草花
が生い茂り、鳥の声
が絶えず聞こえてきます。
（予想以上に広大な）プールありレストランあり、小洒落たカフェもありました。
何と言ってもお部屋の広さが～ハンパじゃなかった
軽く３０畳（←アタクシ㎡基準だとよく分からないのよね）はありそうなリビングダイニング。
メインベッドルーム（２０畳ほど）＆バスルーム（ウチの汚部屋のリビングくらい）←かなり広い
アタクシが使う客人用ベッドルーム＆バスルーム←そこらのホテルよりも確実に広い
さらに、
キッチン（冷蔵庫２台）とメイド部屋＆メイド用バスルーム。
クローゼットやアイロンかけ（←メイドさんの仕事）などができるリネン室。
何たる贅沢空間じゃ
マダム生活の豪華さにひとしきり驚愕したところで、昼食に行きました。
昔懐かしい上海の裏路地に佇む「かなり汚いけど美味いラーメン屋」のようなこの店。
「あのコンドミニアムとのギャップが凄すぎじゃない（爆）」
「こっちの（日本人駐在の）奥様たちは多分入らないだろうね。でもずきんは上海にいたから、こういう店は全然ＯＫでしょ。」
「まぁね。このプラスチック製のちゃちいイスとかぐらぐらするテーブルだとか、いかにもアジアチックでいいね～」
「キレイで高いところよりも絶対にこういう店の方が美味しいモノ出すよ。」
確かにあっさり出汁きしめん風うどんといった感じで美味でした。
カリカリのジャコとツミレのようなものが、味のアクセントになっています。
「この暑い中で熱いものを食べるってのもオツだねぇ・・・」
「日本にもこの屋台のような安くて旨くてすぐに食べられるアジアンシシテムを復活させて欲しいよ。みんなが外で食事をするようになれば節電にもなると思うんだよなぁ・・・」←料理嫌いの切なる希望
汗だくだくになったところで車に戻り冷房をガンガン効かせながら、次は買い物に移動です