8月6日、原爆の日。
昨日の体験を終えて迎えた原爆の日は、去年よりも深く捉えられている私がいます。
今日もこうしてステージに立てている事、たくさんの笑顔に出逢えていることに感謝します。
それではミス・ワールド・ジャパン2015ファイナリスト 陸上自衛隊 一日隊内生活体験期に参ります
8月5日、陸上自衛隊 第一師団 練馬駐屯地に伺いました。
練馬区出身の私ですが、練馬駐屯地に入ったのは今回が初めてでした
朝から携帯は触れませんでしたので、自分で撮ったものはなく、オフィシャルの写真を使わせて頂きます。
一人ひとり名前の書かれた新品の迷彩服、迷彩のインナー、迷彩帽、迷彩の手袋、ブーツを装着して一日隊員がスタートしました。
まずはオリエンテーションで自衛隊について、そして自衛官の方の実体験のお話を伺いました。
自衛隊というと、堅く厳しく厳戒なイメージはあるものの、実際にどんな動きや働きをされているのかまでは未知の世界でした。
世界情勢の動きによって、急に出動要請が出る事も、そして日本代表として世界で活躍してくださっている自衛官がいまこの時にも存在するということに、感謝の気持ちが湧き出てきたと同時に、複雑な気持ちにもなりました。
私たちの知らない所で行われている事実は想像を超えるものでした。
少しだけ自衛隊について知識を得たあとは、いよいよ実習へ。
敬礼!
休め!
右向け右!
左向け左!
右へ習え!
前へ進め!
自衛隊に入隊するとまず最初に習うというこの基本動作を教えていただきました!
助教に敬礼の形が上手い!と褒められてすっごく嬉しかったんです。
身体で敬意を表現する、これも言葉を超えたボディランゲージですね。
包帯による止血法
人口呼吸法
AEDによる心肺蘇生方法
いざという時の応急処置法も繰り返し実習しました。
そして担架搬送、実際に人を乗せた担架を運びました。
途中、伏せろ!の指示が出て、ドロドロの地面に伏せました。
泥水を含んだ制服は、ずっしりと重くなりました。
担架で足元が見えないので、少しの凸凹も負担です。
毎日トレーニングとストレッチをしているはずなのに肩から腕にかけて、筋肉痛になり、人をひとり運ぶのにこんなに大変なんだと、体感しました。
私たちが自衛隊の敷地内に入ってから、猛暑の中をランニング隊員の方をたくさん見ました。
いつどんな出動要請が出ても対応できるよう、常に身体を鍛えられている隊員の皆さんの体力・精神力は並外れたものだと感じました。
ドロドロになった身体を洗い流したあとは、女性自衛官の方との懇談会。
家庭や子育てとの両立をしながら、自衛官というお仕事を全うされている皆さんのお話を伺い、いかに自衛官というお仕事に誇りを持たれているのかが伝わりました。
心の優しい強い女性はとても美しい!!
私たちが体験させていただいた事はほんの一部ですが、体力面だけでなく精神面でも日本代表になる。という自覚を学ばせていただきました。
今回の素晴らしい経験を踏まえて、今後私に何が出来るかをもっと深く考えていきたいと感じています。
最初は堅くて恐いイメージしかなかった助教の皆さんも、とても強くて優しい笑顔をお持ちでした。
それと同時に私たちも、女性だからもてる気遣いや思いやり、笑顔を持って、芯のある強い女性になるための心の持ち方を学びました。
今回、経験させていただいた素晴らしい体験を必ずプラスに返還してゆきます!
大変お世話になりました、陸上自衛隊練馬駐屯地の皆様、ミス・ワールド・ジャパンの皆様、ありがとうございました