泡盛ざんぱ、2杯しか飲んでないのに、結構くるね~。
ボクシングの世界で言ったら、ボディにずしんとやられた~って感じ。
2杯とか言ってるけど、コップに半分くらいロックで2杯。
こんなの毎日飲めないわ。
フランス人と一緒に働いていたときなんて、
昼は、フランス料理たべて、お水にしますか、それともシャンパンにしますか、って感じよ。
それで、フランス人のボスといつも一緒にランチいくんだけど
シャンパン飲んでいい気分で事務所にかえったら
予定していないお客さんが、勝手にきちゃった。
SAORI、応対してくれ~ っていうから、
しょうがない、いい気分になっていたのも、ふっとんで、仕事の話したよ。
このフランス人の事務所は、事務所の中はフランス領土だからさ。
フランスの文化とフランスのルールが適用されるんだわ。
ここで働いているうちに、ファッションの傾向も、
ひらひら~としたワンピースとか
カワイイバッグとか
に変わったね。同僚も、お客さんも、みんなそういうところを見て話題にするから
そっちの方にいってしまうんだよ。
特に、靴も。
そこにいるときに、いろんな靴をはくようになったね。
ボスが、必ずわたしの靴を見に来るんだよ。
どこの靴だ、って。ブランドを見てるのと、国を聞くから。
今日のは、イタリア、とか答えて。
フランス人の男性は、実は意外にも、イタリア人の男性を、ライバル視しているところがあってね。
昔の話で、イタリア男に、素敵な女性を、取られた~って今でも、くやしく思っているみたい。
イタリア人と比べると、若い時、フランス人よりもイタリア人の男の方がかっこいいみたいよ。
それで、ビジネスの面でも、イタリア人は計画性があって、じっくりと検討して、無茶なことをしないって。
つまり、フランス人は、ちょうどその逆で
計画しない。じっくり検討しない。無茶なことをする。
即興性って言葉があって、あれが、フランス人の誇りなのよ。準備をしなくて、その場でうまくやる、ってこと。
それと、無茶なことってのも、たとえば、プールに入ろうかなってのを例えにしてたけど
日本人だったら、手で水をさわってみて、冷たいかなとか、プールは深さ何メートルとか全部しらべて、それでもプールに入らない、でも、フランス人ってのは、プールがあったらそんなこと調べたりせず、まず飛び込んで、泳げなくてもなんとか泳いでみせるんだ、って自慢げにいってたよ。
水が入っていなくても、プールに飛び込むじゃん。ふふふ。
それと、フランス人はどんなことも、不可能だと思っていない、という。
ナポレオンのころから、フランス人の中に、不可能という言葉がなくなった、って言ってた。
へえー。ホントなんだ~。
それで、お客さんに、これこれをすると法律に違反して、こうなりますよ、って、リスクを言うと
うん、わかった。といって
やるんだよ~
やるって、ことは、もう先に決めてあって、それでも弁護士に聞きに来るんだ。
それで、やるから、言われたとおり、こんなになっちゃいましたよ、って言って、もう一度くるわけ。
いいお客さんじゃん。
渋谷の交差点で、信号待っていたら、男性に声を掛けられた。
「ボク、フランス人ー」と言われた。 ん、ぼくドラえもんみたいなセリフだね。
それは、ナンパの、殺し文句?
ちょっとまてよ。ざんぱを2杯と書いたけど、きのうのブログみたら、ウィスキーが映ってる!!