ちいさな、おもいで

 

夜書くといかんね。ドキッとする話ね。 今日、久しぶりに、あるところを訪ねていって、さんしんを一緒にひいて遊んできたんだけど、そこで、以前、一度だけあった、男の人だけど、この間亡くなったんだって。その人わたしよりだいぶん年上の人だけど。会ったときに、わたしに、さんしんのばちをくれたんだよ。

その人ね、そのころ気に入ってしまった女性がいて、どうも、また会いたいってずっと言ってたらしい。でもその女性にはすぐに会えなかったらしい。それで、しばらくして、飲み屋さんで、ち、はいて、それから入院して、いってしもたらしい。なんかさ、今日は、ちょうど、めいにちだ、っていわれて、でも、おきなわのひとって、だれかが亡くなったという話するときも、笑ってるんだよ。だから、いっしょにわらって話してたんだけど、もらった、ばちは、かたみになってしまった。そんなにのこりのいのちがみじかかったから、急いでいたのかな。

そんなに、かなしいというほど、知ってる人でもないけど、ばちは小さなプレゼントだね。なんでそんなものくれるんだろうと思ったけど、今ももっていて、なんか、思い出すなあ。その会ったときに、歌を歌ってあげたんだよ。

 
 
IMG_20170926_145833414.jpg
ひとがいってしまうと、どうして悲しいんだろう。