今日の会合、わたしは行けないから、代わりの人が出てくれる~。
この人を、友達に紹介したい。
どうやって、知らない人どうしの、2人を引き合わせようか。
まず、わたしの影武者に、合言葉を伝える。
「合言葉は、高田のバババーだからね。」
高田のバババーの、だれそれです、と名乗ってくれ~
「相手方は、どんな人、どんな人」 と聞いてくる。男性? 女性?
まったく~。キューピッド役期待されてんのかしら。
なんか、派手な、目立つ、ビックリモンキーみたいなカッコしてきてね、とお願いしてみたんだけど
たとえば、帽子をかぶるとか
たとえば、ミッキーマウスの、着ぐるみ着てくるとか
帽子はない、という。
では、新聞紙で折った、兜でもいいからさ~。
・・・・
ぜんぜん、やる気がない。
じゃあ、森高千里のような、ミニスカートはいてきてよ。
ミニスカートは、ないらしい。
それなのに、「相手の方は、どんな感じの人」って聞いてくる~
しょうがない。
白いスーツに、白いスカーフ、って感じの、妻夫木君みたいな人だよ~
といってしまった。
その妻夫木君に、聞いてみた。
今日は、白いスーツにスカーフ?
・・・
どうも違うコーディネートらしい。
うーん。こまった。
森高千里みたいな人が、高田のバババーだと言って、
わたしの影武者でくるから、ヨロシクね! って言っちゃった。
うーーん。
わたしだったら。
やれと言われれば、開演前に、舞台の上にあがって、スキップ踏んでみたり。
It's my life を歌えと言われれば、
歌うし。
ミッキーのぬいぐるみでも着ぐるみでも、セーラー服でも。
着ていきますよ。
はたして、この2人会えるのかしら。
運命が、決めることでしょ。 わたし、これ以上、しーらない。
これぞ、交渉術でしょ。