アドトラックと職業募集 | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。

私の事務所はJR神戸駅の近くですが、最近、アドトラックを見かけるようになりました。

宣伝広告CMを車体につけて走る広告トラックです、どぎつい内容の派手な内容、大音響で会社のCMを唱っています。
ホストクラブなど性風俗関係のCMで、風俗関係の仕事で高収入!などと歌っているので、やけに目立ちます。

政党・労働団体や政治団体なども宣伝をしながら町を走っているし、最近は市バスなども車体にCMを載せているので、表現の自由という観点からはアドトラックに対して目くじらを立てるわけではありません。
しかし、風俗関係の募集活動を昼間から大通りでしていることは、健全な職業募集という観点から釈然としないものがあります。時間や場所を限ることはできないものでしょうか。

それと気になるのは、おそらく荷物を積んでいない大型トラックが低速度で周回しているのは、環境維持という観点からも問題があると思います。

とはいえ、表現の自由にも関わる問題であり、屋外広告物条例などで処罰すれば良いという問題ではありません。嫌いだから処罰するというのは民主主義社会でやってはいけないことです。

業界団体で、周回する時間・場所・音量などの自主規制も考えたらどうでしょうか。