長い文書はやめます | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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これは唐津城です。
唐津も裁判所はありますが、そのついでに立ち寄ったわけではありません。
 
弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
 
弁護士は長い文章・文書を書くのが大好きです。
書いている方は楽しいかもしれません。
 
しかし、読む方はたいへんです。
裁判所からも、書面を短くして下さい、と注文をつけられます。長い文書は目次をつけろ、とも言われます。
 
個人的には「長い文書はやめます!」と心に誓っています。
とはいえ、裁判に力が入ると、どうしても長くなってしまいます。
 
あるとき、依頼者に裁判書面を説明したとき、
「長くてよく分からない」
と言われ、それ以降、かなり注意するようなりました。
 
また、「論より証拠」という境地に達した?ことにより、文書の長さよりも、証拠の解説に力点を置くようになりました。
 
いまのところ、最低限心がけていることがあります。
心がけているポイントは「読みやすさ」です。
 
1.文書全体は、なるべく短くする。
 → 事件内容によっては長くなっても仕方ないと
   諦めていますが。
 
2.一つ一つの文章(センテンス)は短くする。
 → 読点(、)で区切って延々と続く文章はやめる
 → しつこい言い回しはしない
  (×)~だったのである。 (○)~だった。
 
3.見やすいレイアウトにする。
 → タイトルをつけ、太字にする
 → 項目番号をつけ、文字の位置を変える
 
これだけでも印象が変わりました。