こんにちは、弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
最近、通勤電車内の痴漢で捕まりそうになって線路などに逃走したというニュースを見かけます。
逃げるが得だという識者のコメントもありましたが、私は逃げることはおすすめしません。
何よりも逃げるのは危ないからです。他の人をケガさせるかもしれないし、自分がケガをすることもあります。
通勤電車で痴漢をして捕まった、仕事をどうしたらよいか?
ご相談には、こういった痴漢、交通事故、けんか(暴行・傷害)で逮捕されたけど、どうしたらよいか、という刑事事件も多い。
実際にやっている、やっていない(えん罪)に関係なく相談があります。
逮捕されたときはすぐに弁護士を呼ぶ
逮捕されたときはあわてます。いままで事件を起こしたことがない人だったらなおさらです。刑務所・会社に行けない・会社をクビになる、とかいろいろな考えが頭の中がグルグルしてきます。(と、みなさん、おっしゃいます。)
そういったときは、あわてず(は無理ですが)、まず弁護士を呼ぶようにしましょう。
逮捕されたあとの手続きを知る必要があるのと、外部との連絡窓口が必要だからです。
手続きを詳しく知っているのは弁護士であり、家族では面会できるかもわからないからです。
仕事に行けなくなる
逮捕されると仕事に行けません。無断欠勤はもちろんのこと、捕まっていることが分かると、会社の中での立場も悪くなり、解雇されることもあります。
したがって、まずは釈放してもらうことが大事になります。
そして実際に事件を起こしているか起こしていないかによって対応も変わります。
こんなときこそ弁護士の出番です。
刑事事件に詳しい弁護士
では、どうやって弁護士を探すのか、です。
私自身は、兵庫県弁護士会の刑事弁護センター委員長もつとめた経験があり、刑事事件はたくさんやっています。逮捕されたので仕事をどうしたらよいかという相談もたくさん受けました。だから依頼されればすぐに対応はできます。
しかし、実際には、急なことなので、頼めるような知り合いの弁護士がいない、見つからない、という方がほとんどではないでしょうか。さらに、費用が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このように弁護士の見当がつかない場合、まずは各地の弁護士会に相談するのが早道です。当番弁護士といって、1回だけ無料で面会してアドバイスしてくれるサービスがあります。