ストレスと痛みの関係 | Lisaのリウマチ治療日記。日日是好日。

Lisaのリウマチ治療日記。日日是好日。

2008年にリウマチになりました。
また、2013年に原因不明の痛みが左顎関節に現れ、現在に至っています。2023年にリウマチによる関節の変形が原因で痛みがあることがわかりました。
リウマチ治療と生活について書き綴っています。

先週、鎌倉のペインクリニックに行ってきました。今回は血液オゾン療法・メタセラピーに加えて、「バイオフィードバック」というストレスに対する耐性を調べる検査をして頂きました。

 

こちらで使っている機械は、サッカーのACミランでも導入されているもので、パソコンの画面には"For elites athletes and executives."と書かれているところがあって、アスリートや会社の役員層なども受けに来るという話を聞きました。

検査前の準備は、利き腕じゃないほうの指と肩と頭にいくつかのセンサーを付け、心拍数、心拍変動率、発汗度、呼吸、脳波などを安静時とストレスを与えられた時との違いを主に調べます。

検査の流れは以下の通りでした

 

(1)90秒間目を閉じてリラックスする

(2)2分間目を開けて、一点を見つめてリラックスする

(3)テスト 1 (テストでストレスを与えます)

(4)回復

(5)テスト 2

(6)回復

(7)テスト3

 

検査結果ですが、「心拍変動率」というのは幅があったほうがよいと以前、先生からお話があったのですが、普通は安静時に90台であるのが、私の場合は30台でした。30台であることは気にしないでいいと強く協調されましたが、低いと鬱の傾向があるというお話でした。

また、目をつぶっている時に普通は出ない脳波が出ているのと、ストレスを与えられてから回復の時間で安静時の状態に戻るところが、いずれのテスト後でも安静時に近い状態に戻らず、脳がいつも忙しく、考えていて休まっていないということが分かりました。

 

しかし、これらはいずれも呼吸の訓練で望ましい状態にすることができるそうです。

また、先生はこの訓練をしたからといって、すごく良くなることを期待しないで下さいと言っていましたが、検査をしてくれた技師の方は、「今の痛みが10としたら訓練で5ぐらいにはなるよ。あなたは明るいから大丈夫。」と言ってくれ、どの位かはわかりませんが、改善される見込みがあることを知り、安心しました。

 

ちょっと嬉しかったのは、安静時の呼吸がヨガをやっているような人が出す数値だったそうで、少し珍しいようでした。先生も言っていましたが、合気道をやっていたのが関係しているようです。

 

実は今回、病院に来る前、「もうこの痛みに耐えられない。」「解放されたい。」という気持ちから、「死んでしまいたい。」と、とても落ち込んでいました。

このことを隠さず、病院のカウンセラーの方に伝えたところ、先生のお話の中に「痛いから、痛みが取れたら何かやろう。ではなくて、痛いけど、『こんなことできた』、という例外を一緒に探して、作っていきましょう。そして、病気になってできるようになったこと、あるいは、できなくなったことをリストアップして、出来なくなったことの中から、出来そうなことを見つけ、やっていきましょう。」と言ってくれました。

 

こんなに患者さんに寄り添ってくれ、とてもありがたく、感謝としか言いようがありません。

 

今回は治療に入る前と検査結果を聞くため、2回先生とお話する機会があり、点滴中に考えていたことを先生に伝えました。

 

「病気になって失ったものばかりかというと、そうでもなくて、このペインクリニックに来られたのも、血液オゾン療法やメタトロン、バイオフィードバック等、病気にならなければ、このような治療を経験する機会もなかったと思うし、ペインクリニックや、地元の先生、それにお二方の師匠的存在である矢山先生とお会いすることができたのは、病気といえども、やはりご縁があったからかなと思いました。特にペインクリニックの先生は大東流合氣柔術の免許皆伝された師範でもあり、合気道をやっていた自分としては、お会いできてとてもありがたく思っています。」

 

というようなことを伝えたら、先生はとても喜んで下さり、特に合気道の話をもっとしたいと言ってくれ、「技にかかってもらうのが一番わかるんですけどね~。」と言ってくれました。(きっと逃げられないんだろうな汗

 

そのうち、大東流合氣柔術のお話も聞けたらな、と思っています音譜

 

 

この日は友人と葉山に泊まりました。この写真はホテルから撮ったもので、自然のそばにいるととても身体が楽でした。

 

考えてみれば、家族以外の人と外泊したのは病気がひどくなって以来、初めてのことです。

早速、例外ができました音譜

 

友人はまた一緒に病院に行く時付き合ってくれると言っているので、どんどん例外ができそうです爆笑

 

ストレスが人に与える影響は想像以上であることを知ったので、これからは人にストレスを与えない人間を目指したいと思いました。

 

今日もお読み頂き、ありがとうございました音譜