写真で振り返る
スーペルタッサ
カンディード・デ・オリヴェイラ

今月5日アヴェイロで行われたポルトガルリーグの開幕を告げるスーペルタッサを現地で見てきました。カードはベンフィカ対ギマランイス。
もう賞味期限は切れかけて、需要はないと思いますが、一応記録に残す意味もこめて駄文を記します。お付き合い下さい。

会場はこんな雰囲気。アヴェイロはリスボンから特急で2時間程のヴェネチアみたいな運河のある街。一部にはいないベイラ・マールの本拠地。とにかく交通の便は悪いです。ただ、近年スーペルタッサの開催地として定着した感あり。

スタジアムの外観。良い雰囲気。
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中に入るとこんな感じ。カラフルなイスは綺麗だけれど座り心地も良くないし、2階席は風通しが良過ぎて寒い。夏だけど、長袖が必要なレベル。

こんな感じ。チケットの入手方法は秘密㊙️
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試合前にはポルトガルのアーティストのライブがあったり、ドローンを飛ばしたりしてましたが、いまいち盛り上がりに欠けました。ギマランイスのサポーターの応援は熱くて良かった。ゴール裏に集められたのが良かったのかも。ベンフィカは数では優ったものの、連携に欠けました。


ここからは試合へ。
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エデルソンの移籍、ジュリオ・セザールの移籍で守護神に抜擢されたブルーノ・ヴァレラ。個人的には期待してるけど、キックがとにかくヒドイ。パントキックは何度もラインを割り、ゴールキックは勿論左右になんか蹴り分けられず。アバウトに蹴って、セウェロヴィッチが頑張って競る。
ヴァレラと比べるとエデルソンは上手かった…。でもノーチャンスだったハッサンのゴールを除くと、まずまずのデビュー戦だったと言えるでしょう。国内リーグで研鑽を積めばCLが待ってます!
ジュリオ・セザールという最高のお手本から多くを吸収して下さい。

下は得点シーンにつながるジョナスのプレー。今季はプレシーズンの最初からチームにいるので、フィジカルコンディションは上々。トップ下の様なプレーも見られ大満足。いつも以上にプレーエリアが広く、後半には左のセルヴィとのポジションチェンジも効いてました。セフェロヴィッチとの連携もバッチリ。ミトログルと利き足もサイズも似てるのでやりやすいのかも?写真のシーンでもセフェロヴィッチは相棒のジョナスを良く見てます!10試合もたっていないのにもう何年も組んだような連携!ジョナスは身体を張ってくれるCFとは本当に好相性。
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続いて、セフェロヴィッチの得点シーン。新加入組の中でも圧倒的に存在感をみせるスイス代表FW。あんまりプレーを見た事なかったのでもっとどっしりゴール前に構える選手だと思っていたけれど、競り合いを含むボディコンタクトは強く、裏に抜けるスピードもあり、バランスの取れたストライカーだと分かりました。前半は裏へ、裏へという狙いがチームの戦術だったように感じられたが、これはミトログルでは出来なかったように思います。

こちらは裏に抜け出してゴールを狙うシーン
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キーパーを良く見てシュート!

ゴール!ゴール!ゴール!
セフェロヴィッチ!
ポルトガルでは「スイス時計」とも呼ばれたり。
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次はキレキレだったセルヴィ。1年目の活躍がフロックではなかったことを示してくれました。ただ、少し相手をおちょくるようなプレーをすることがあるので、後半はガッツリ削られてました。怪我には気をつけて!中に入ってもワイドな位置にいても効果的なプレーが出来るので実に重宝。
ボールに触れれば触れるだけリズムが出て、舞うようにプレーをしてくれます。

グリマルドとのちっちゃいものクラブは見所満載!グリマルドが怪我したのは残念だけど。

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熱くなったギマランイスサポーターが発煙筒をピッチに投げ入れた一幕。ヴァレラに当たらなくて良かった!シャッターを切るのがやや遅れたのが悔やまれます笑。

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セフェロヴィッチの鬼キープ。ギマランイスのDFとのデュエルは圧倒的にハリスさんが勝利。

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後半直前のウォームアップ。1列でステップ。
フィジカルコーチがかわったのかな?
ちょっとフットサルっぽい。

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見るたびに身体が大きくなるサルヴィオ。ベンフィカ来た当時は少年みたいだったのに…右サイドでの存在感は圧巻。何も心配なく見ていられます

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後半に投入され、ほぼファーストタッチでゴールを決めた必殺仕事人ラウール・ヒメネス。
CFの競争も激化。セウェロヴィッチとの2トップはファイヤーフォーメーションとしてはありかも
今はジョナス&セフェロヴィッチが不動、その次にはヒメネス、ミトログルの序列が1番下。良い意味で期待を裏切られました。


ベンフィカが3-1で勝利。

ジョナス…ベンフィカの10番らしいフレアに溢れりプレー、蝶のように舞い蜂のように刺す。

ピッツィ…ポルトガルリーグのMVPに相応しい出来。右方向への展開は秀逸。基本的には8番でプレーも、場合により6番、10番に化ける。

フェイサ…全てがスムーズ。無駄なプレーは一切なし。6番として教科書のようなプレーを披露。

セルヴィ…昨シーズンの勢いそのままに、力強さが増す。グリマルドとの連携も◎

グリマルド…プレーの幅が広く何でも出来る。ただし、怪我が多いのが少し気がかり。

ルイザォン…ベンフィカの最多タイトル保持者。身体も切れていて貫禄のプレー。本調子じゃないジャルデウを良くカバー。

アンドレ・アルメイダ…良い意味でサプライズ。君こんな攻撃力あったっけ?若造にはレギュラーを簡単に渡さないぞというメッセージ?

次いては表彰式へ。

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表彰式はこんな感じ!会場は暗くなります!

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意外や意外ベンフィカがタイトルを獲るのを見るのは初めて!ルイザォンはやっぱりトロフィーが似合う!スーペルタッサが20個目のタイトルとなったルイザォンはベンフィカ史上最多タイトルの獲得者に!

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こんな感じでめでたしめでたし。

Campeões Campeões Nós Somos Campeões!!!
Benfica Sempre!!! 
E PLURIBUS UNUM!!!