先日のチャイナショックによる世界同時株安の時に、「リーマンショックと同じかそれ以上のインパクトとなり、世界恐慌になる」という論調が多かったけど、僕は状況が違うと思う。
サブプライムローンという危険商品が理解や規制も無く金融機関同士で取引され拡散した状態で危険性が明るみになって金融機関の信用不安によって金融機関の資金繰りが危険になったことがリーマンショックと言われる一連の金融収縮の本質。
今回は、上昇相場が過熱して一気に上がった分が戻った所で止まり、金融機関同士の信用不安は生じていない。
「中国の経済発表や中国企業の決算がデタラメで信用できないからもっと崩れる」という意見も多いが、それは既に織り込まれていると思う。
「リスク」とは不確実性であって「危険」とか「不安」ではない。
起こりうる可能性を予測して対策していれば
「危険」も「不安」もない。
相場の暴落は不確実性の先が見えず、危険とか不安で売りが売りを呼ぶことで起こる。
もちろん、歴史は繰り返すので、また不測の事態によるパニック売り連鎖はいつかは起こる。
でも、今回のチャイナショックで「世界中で暴落が起こる」と見るのは短絡的なように思う。