なんとなく仕事を辞めて一年半が経ちました
20年近くコールセンターで働いたけど、「もう無理!」と「もう飽きた!」が半々くらいになって辞めてしまった。
辞めた事は後悔していない。
50歳を過ぎた頃から、この先のボッチな自分の人生についてちょっと考えるようになった。
貰える年金は微々たるもの。70歳か75歳くらいまでは働き続けなければいけないと思っている。
60歳までコールセンターで働いたとして・・・60歳で就活するのと、今辞めて今から就活するのでは、今から就活した方が職種や勤務形態が有利なのでは・・と思った(なんとかの皮算用)
上手くどこかの事務所の事務に正社員で入れて、60歳になったら、その事務所のパートにでもなって70歳くらいまで雇ってもらえるのでは??などと甘い考えがあった
きっと60歳から仕事を探すと、お掃除や介護職ばかりなのではないか??と思っていた。
だからとっととコールセンターを辞めて、1年くらいはのんびり(無職)して、一年後からきっちり働こうと思った。
1年無職をするのは、学校を卒業してから、まぁだいたいずっと働いて来た(転職のタイミングで半年くらい無職期間はあったが)ため。
この先もまだ20年近く働くつもりなので、ここで1年くらい休んでもバチは当たらないだろう、働いて来た自分へのご褒美として無職を決めた。
仕事を辞めて雇用保険(失業保険といわれるもの)を貰うために就職活動実績が必要で(私は仕事をしたいが、その仕事がないから手当を貰うという建前)、そのために月に数回は職安に行って仕事を探すフリをしなければならない。
職安に行くと本当に仕事を探している人がたくさんいる。
外国の人もチラホラいる。高齢の人も多い。そして若い人も割といる。
思いの外、仕事はたくさんある。介護職がもっとも多いと感じた。
仕事を探している人が全員介護職をすれば、介護分野の人手不足は解消されると思うがそうはいかない。
介護職は避けられているのだろう、私もそうだけど。
あ、お給料が安過ぎるのが一番避けられる理由だと思う
介護職のお給料があと10万円高かったら・・まず働いてみようと思う人が増えると思う(そうはいかないだろうけど)
職安の窓口の人にも当たりハズレがある。
(失業保険を貰うための就活回数稼ぎね、はいはい・・)という感じで適当にあしらうような対応の職員もいれば、前職や人柄から合いそうな職種を提案してくれる人もいた。
どちらも有難い。
その時は深く考えていなかった。
私は1年間は無職でいるつもりだったし、その後は肩慣らし程度に週に数回のパートからはじめて、その後にちゃんとした仕事をすればいいと軽く思っていた。
何の資格もなく、歳も取っている、こんな私に次の仕事は簡単に見付かりそうにないとやっとやっとわかった(遅いっ遅すぎるだろっ!)
高校生だった私に言いたい。
何か資格の取れる短大に行きなさい!卒業してすぐの仕事には結びつかないかもしれないけど、いつか報われる日が来る!
(家政科に進みましたが、資格を取る勉強とは無縁でした)
当時は何にも興味がなく、なんとなく進学しただけ
今までなんとなく生きてきちゃっただけ
これからの私・・どうするのだろう
しかもコールセンター勤めで平日休みの素晴らしさを知り、今こうやって仕事探しをすると土日休みの職場の多い事にびっくりする。
土日休みでどーやって病院に行ったり銀行に行ったりするの?!なんてね。
そんなわがままを言っている私に当分仕事は見つからないでしょう
もっと謙虚に(こんな歳で能無しなのに雇って貰えるなんて!こんな風に)ならないとアルバイトすら見つからないでしょうね
それに仕事の面接に行くには履歴書が必要でしょ!
履歴書を作るのがまず面倒!
職歴も何年何ヶ月何をしていたかなんて覚えていない
今の履歴書は手書きでなくてもいいのだろうか
それすらわからない
履歴書を作る気になったら、きっと真剣に職探しをすると思うけど
職探しは難航しそうです
そんなミドフィフのまどろみの午後です