新しい日本語学校で仕事を始めて、
気がつけばもう3ヶ月。

昨日、ついに最初の学期が終わりました。
おねがい

正直に言うと、あっという間でした。

でも同時に、
「ちゃんとやりきったな」と思える一区切りでもありました。

私が担当していたのは「初級2」のクラス。
これがまた、かなり珍しい構成で、なんと全員男性。
びっくり気づき

その半分以上が欧米圏の学生でした。

これって、
日本語学校ではあまり見ない組み合わせです。


女性が一人もいないことで、
いわゆる男子校のような空気が自然とできていて、
年齢は18歳から45歳くらいまでと幅広いのに、
どこかラフで、自由で、いい意味で気を使わない空間でした爆笑


そのおかげか、
授業も全体的にリラックスした雰囲気で進めることができました。

この「空気」は、教科書やカリキュラムでは作れないものだと思います。


さて、日本語学校の授業というと、
基本は「日本語だけで教える」という方針が主流です。

いわゆる直接法ですね。


もちろん、
それ自体は理解できますし、
私も基本はそれで進めています。


ただ、実際に教えていると、
どうしても引っかかる場面が出てきます。

特に初級。

単語の導入。
少し複雑な文法。
そして日本文化の説明。

こうした部分をすべて日本語だけで押し通すのは、
正直かなり非効率な場面があります。


そんなとき、
ほんの一言でも媒介語を入れると、
一気に理解が進む。

これは教師としての実感でもあり、
学生の反応を見ても明らかです。

それなのに、
多くの日本語学校では「媒介語は一切禁止」。
注意パー

単語レベルですら使わないように、と。
ガーン

このルールには、
やはり違和感があります。


もちろん背景は理解できます。


英語や中国語ができる教師や学習者ばかりではないこと。
教師不足。
クラスの公平性。


いわば大人の事情です。


でも、
それと「教育として最適か」は別の問題だと思うのです。


直接法とは、
他言語を完全に排除することではなく、
目標言語を中心に据えることのはずです。


必要に応じて媒介語を差し込むことは、
学習者にとっての足場になり、
結果として理解と意欲を高める。

それを一律に禁止する現場が多いことには、
やはり疑問が残ります。


一方で、
私はまだまだ新人の日本語教師です。


だからこそ、
できる限り学生から信頼されたいと思っています。


信頼されるためには、
学生の質問疑問に真摯に向き合うこと。

でも、すべてに即答できるわけではありません。


どう教えればいいかわからないときは、
一度時間をもらって、必ず後で答える。

その誠実さが大切だと思っています。


ただ、それが多すぎると信頼を損なう。

その怖さもあります。


想像力の豊かなニヒヒ私は、
養成講座修了後すぐに現場に出ず、
2年間、自分なりに学び続けました。

動画や書籍、実践例、教育哲学、多文化理解。

その結果として国家資格にも合格しました。


もちろん、これで十分だとは思っていません。

でも、準備をしてきたという自負はあります。


そして何より大切にしているのは、
学習者との関係です。


彼らはそれぞれ違う国から来て、
違う価値観を持っています。

でも同時に、
日本に興味を持ち、
日本語を学ぼうと決めてここにいる。

この共通点は、とても大きいと思います。


だからこそ、
教師が一方的に教えるのではなく、
彼らの考えを受け取り、
違いを楽しむ姿勢が必要だと思うのです。


教師自身が楽しんでいるか。
学び続けているか。

それは必ず学生に伝わるんじゃないでしょうか。


この3ヶ月、授業を通して、
「ああ、私って好かれているなデレデレ」と
感じる場面が何度もありました。


そして昨日、
最後の授業の終わり際に、
嬉しい出来事がありました。ラブ


メキシコとアメリカの国籍を持つL君が、
私に声をかけてくれたのです。

ニコ「ベネ先生(私の仮名)は、僕が今まで出会った先生の中で一番素晴らしい先生です。先生の授業が大好きです。もし次も先生が初級2を教えるなら、僕は進級できなくてもいいから、また先生の授業を受けたいです。」

そう言ってくれました。

L君は、とても優秀な学生です。

進級できないはずがない!

だからこそ、
その言葉はお世辞ではなく、
まっすぐに私に届きました。


ああ、私は幸せだな、ラブと素直に思いました。

このクラスを担当できて、
本当によかった。

運もあったと思います。


でも、
その運を「幸せだ」と感じられる今の自分でいられたことも、また大切なことだと思います。


(Geminiで生成しました)



――と、ここまでが仕事の話。


でも実は、
この「幸せだな」と感じたことは、
これだけでは終わりませんでした。


ふと視線を外に向けると、
今の世界は決して穏やかではありません。

日本もその渦の中に少しずつ巻き込まれているように感じます。


この国がこれからどこへ向かうのか。
平和憲法を手放してしまうのか。

考え始めると、不安は尽きません。


ただ、正直に言えば、
個人の力でどうこうできるものではない現実もあります。

だからこそ思うのです。

今ここにある自分の生活や、
感じている幸せは、
決して当たり前ではない。


いつでも変わり得るものだという前提に立ちながら、
それでも一日一日を丁寧に受け取っていくしかないのだと。


「人間は、失われるものの中でしか幸福を知りえない。」

そんな言葉を思い出します。


だからこそ、
今日の小さな出来事を、
きちんと抱きしめておきたい。


嬉しいことが他にもありました。


私がずっと尊敬している、
日本語教師でありYouTuberでもある、はま先生。

その先生が、
なんと私と同じタイミングで、
同じ学校の非常勤講師として働き始めたのです。
凝視気づき

ただ、
残念ながら校舎が違っていて、
まだお会いできていません。
笑い泣き

それでも、「同じ場所にいる」という事実だけで、
少し信じられないような気持ちになります。

私ははまゼミの有料会員で、
いわば永久会員です。

今の私の日本語教育の土台の多くは、
はま先生の動画から学んだものです。

だからこそ、
同じ職場にいるというだけで、
どこか夢のような感覚があります。
キラキラキラキラ

人生って、
時々こういう不思議な巡り合わせを用意してくるものですね。


そして、もう一つ。

これも完全にプライベートな話ですが、
とても大きな喜びがありました。


次男のことです。


彼は去年、
日本数学オリンピック(JMO)の予選を通過しましたが、
本選は通過できませんでした。


それでも十分すごいことなのですが、
今年――ついに本選を通過しました。
おーっ!ダッシュ

全国から約5000人が挑戦し、
予選通過は200人未満。
本選通過は約20人。

その中に、名前が入ったのです。
ウシシ
正直、これはかなりすごいことなんです!
親である私がいうのも変ですが‥。

新聞や記事にも名前が載りました。

この20人は、
アジア太平洋数学オリンピック(APMO)の出場権も得ます。

すでにAPMOは終えていて、
その結果はまだ出ていません。

そして次は、
国際数学オリンピック(IMO)。


ここに進めるのは、わずか6人。

5日間の代表選抜合宿で決まります。


ここまで来るだけでも、本当にすごい!!
拍手拍手拍手



でも、やっぱり思ってしまいますよね。

できるなら、代表に選ばれてほしい。。。
デレデレ酔っ払いラブラブ


親としては、
どうしてもそう願ってしまいます。


選ばれても、選ばれなくても。

またそのときのことは、
ここに書きたいと思います。


こうして振り返ると、
不安なこともあるし、
思い通りにならないこともたくさんあります。


でも、その中に確かにある、
小さな幸せ。イエローハーツ


それをちゃんと感じ取れている今の自分を、
少し大事にしたいと思います。
ハート

また、明日からも。