今日車に乗っていて、猫
に驚かされた。
別に猫のほうは、私を驚かせるつもりなど毛頭なかっただろう。
ゆるやかな住宅街の坂道を 私はゆっくりと車で下っていた。
そしてある家の前を通り過ぎようとした その時!
門塀の上に、 家の上部から 猫が「どさっっ!!」っと降り立ったのだ。
あの 猫独特の体勢で、しっかりと塀の上に立っていた。
もちろん 全体的に猫背である。
猫と暮らしている人にとっては そんなの見慣れた光景だろう。
しかし犬と暮らす私には、
幅が15センチくらいの塀の上に降り立つなんて、
とうてい思いもよらないことである。
猫ドサッ!・・・っと書いているが、実際音がしていたかどうかはわからない。
車の窓は閉めきっていたので聞こえていない。
しかしおそらく、猫は静かに降り立っていただろう。
―――だが、果たして本当にそうだろうか?
私の目に映った 猫の表情。
若干焦りの色があったように思う。
あのシーンをマンガにしたら、猫の顔にはタテ線が入って、汗がたらり![]()
そんな風に見えた。
余裕のある表情では決してなかった。
むしろ、平静を装って、取り繕っているようにすら見えた。
それを裏付ける理由として、
その猫は、けっこうタッポリとした体つきだった。
しかも若くはなさそうだった。
まぁいずれにせよ、着地に成功したのだから、
これ以上は追求すまい。
動物はいつも 私を楽しませてくれるから大好きだ。![]()