今回だけ初回なので私自身が代筆します。

長い間、おそらく40年ぐらい前から、彼は私の中で生き続けてきた、決して外の連中にみつからないように、時々・・ほんの時々わたしにだけボソリと呟く。その呟きは千の言葉より重く、荒々しい。

いままで、無視するか、忘れてしまおうとしてきたが、どの言葉も情景も、私にあたまに刻み込まれている。

いま私はある病気になったのをきっかけに、彼(もう一人の私)にも発言できる場を作ってやろうと思った。

私自身も自分が生きてるうちになにか言葉を残したいという思いがあり、きっと彼も同じだろうと思ったから。

彼は40年という封印を解かれ、おそらく時間の関係を無視して、思い出すまま、彼の言葉を並べるだろう。


私は二度とここに登場しないつもりだ。この場を彼にあたえるために・・・・・・