手の話の続きです。
手を良い道具にするためには、まず良い形(フォーム)を作ることが必要です。
・関節の可動域を広げるため、手のひらや指の付け根をよくストレッチしましょう。
・グーからパーに開く途中の、自然なドームの形をキープします。
・弾く指を上にあげてから、ストンと落とす。

これでスケール(音階)やアルペジオ(分散和音)を練習すると、形を支える筋肉が鍛えられます。
ただ、このフォームを作る訓練は、気の遠くなるほどの時間を要します。

先日、同僚の先生との会話。「どうやって練習してた?」「もう片方の手で漫画読みながらやってた」「わたし寝ながらやってた」「ははは、だよね~」

まあそんな感じで、毎日続けましょう。