千寿七福神めぐり

都内にいくつかある七福神巡りイベントのひとつ。七福神を祀る7つの寺社をめぐり、専用色紙にスタンプもしくは朱印を授与してもらい、集めるというものです。

当七福神めぐりの特色は、コンプリートすれば幸先良い一年を得られそうな、彩り豊かな七福神の挿絵入り色紙。また他の七福神めぐりと比較してみても、7ヶ所すべて神社というのはココだけ。しかも氷川神社系が4社、八幡神社系が2社、稲荷神社が1社という珍しい顔ぶれ。

 

 

 

巡拝のポイント

北千住駅西側地域を中心に開催される七福神巡り。

総延長 約3.9km、

所要時間 約1時間+参拝時間、

歩数 約5800歩。

費用 色紙代1500円、御朱印各300円、

期間 正月元日から7日まで。
注意点は特になし。北千住一帯は殆ど勾配も無く、他の七福神より比較的距離も短いコースのため巡りやすい。

 

 

 

①千住本氷川神社 足立区千住3丁目22

徳治二年(1307)に創建。江戸時代前期に、現在の堀切駅前付近から現在地に移転してきた。大黒天は境内南側(本社殿前)の旧本社殿内にて祀られています。

 

 

②大川町氷川神社 足立区千住大川町12−3

永仁年間(1293-1298)に創建され、旧別当は安養院。七福神めぐり当日、布袋尊の存在に気付かなかったため写真はありませんが、参道の右脇にあるようです。

 

 

③元宿神社 もとじゅくじんじゃ 足立区千住元町33−4

天正二年(1574)に創建された八幡神社。寿老神の御像は、社殿向かって左側手前にあります。

 

 

④千住神社 足立区千住宮元町24−1

原初は稲荷社だったそうで、鎌倉時代に氷川明神が勧請された。現在も本殿には須佐之男命と宇迦之御魂命の二神が祀られている。境内北側(本社殿に向かって右側)に恵比寿像があり、祈願者が男性であれば左回りに三回、女性は右回りに三回御像を回し、白いハンカチで祈願内容に因んだ箇所を撫でてお参りします。御像のそばに、撫でる用の白いハンカチが準備されてあります。

 

 

⑤白幡八幡神社 足立区千住宮元町3−8

創建年代不詳ですが、源義家伝来の白幡を仲町氷川神社に奉斎した後、明治41年(1908)摂社として社殿造立されたのが当八幡神社。毘沙門天の御像は御社殿向かって右側にあります。

 

 

⑥河原稲荷神社 足立区千住河原町10−13

創建不詳ですが「東京都中央卸売市場足立市場」の鎮守としてあった稲荷神社。福禄寿の御像は、御社殿向かって右側手前にあります。

 

 

仲町氷川神社 足立区千住仲町48−2

元和二年(1616)に創建の素戔嗚命を祀る神社。境内社には菅原道真自作の御像が祀られてる関屋天満宮があり、江戸二十五天神のひとつ。弁財天の御像は、御社殿向かって右側、玉垣で囲われた池の中央にあります。近づくことはできませんが、弁財天像型の庚申塔という大変珍しい作例です。

 

 

 

東京23区内の七福神巡りや、それに似たイベントをまとめ、グーグルマップにて公開しています。参拝順路のご参考にどうぞ。