こんにちは。

 

すっかりご無沙汰してしまいましたが

 

お元気でいらっしゃいますか?

 

 

季節の変わり目を迎えていて

 

暖かい日、寒い日、暑い日を


繰り返している毎日です。

 

 

 

10月は

 

私と娘の誕生日があったりして

 

幸いにもお祝いされたり

 

娘の誕生日のお祝いの準備をしたりと

 

毎年嬉しくバタバタするのですが

 

 

その時期の前後に

 

仕事を通して新たな経験をしておりました。

 



 

季節の変わり目のせいか

 

体調が悪くなるお客様が多く

 

さらに

 

人生の最期を迎えるお客様に


対応したりすることが

 

とても多い日々でした。

 

 

 

プライベートの時間にもふと考えたりして

 

毎日なんとなく心身が休まらない日々を


送っていたのです。

 

 

 

お客様の中には

 

病院から退院して

 

息も絶え絶えに最後の時を自宅で過ごす方

 

 

急に大病が見つかり

 

住み慣れた家をあとにする方

 

 

長年、重度の認知症を患い

 

生きていることだけで精いっぱいな方

 

 

色々な人生の最期を


迎えていらっしゃいました。


 

介護士ができることは

 

毎日繰り返される介助の

 

ほんのひと時を共にするだけなのですが

 

 

それでも

 

色んな感情や葛藤が生まれるものです。

 

 

 

お客様側のことを考えると

 

 

「生きている」ということの意味

 

 

きっと自分が望んではいないであろう姿や

 

状態に対する苦しみ

 

 

家族への感謝や迷惑をかけているという思い

 

 

振り返って思い出す自分の人生

 

 

そんなことを

 

きっと考えて感じていらっしゃるだろうな

 

と思ったり。

 

 

そしてまた

 

ご家族側のことを考えると

 

ご家族も苦しみと悲しみの中にいます。

 

 

 

寝ていることが多くて

 

言葉も交わせなくなってしまった方への思いや葛藤


 

やるせなさやイラ立ち

 

 

介護の現実に体力的にも精神的にも

 

疲労困憊した状態

 

 

それでも介助したい

 

もしくは

 

しなければならない

 

という思い

 

 

 

そういったことを

 

目にしながら

 

そして時には

 

双方のお話しを聞いたりしながら

 

自分自身にも重ね合わせて考えてしまったりして。

 

 

 

そして

 

私自身も

 

時には介助が大変なお客様を

 

否定的な感情で対応してしまうことも

 

正直あったりします。

 

 

 

そんなときに

 

あるお客様を訪問した際に


危ない状態になっていて

 

心肺蘇生を施さなくてはならない状況になり

 

救急車も呼び


ということを

 

経験しました。

 

 

 

一時は蘇生したものの

 

残念ながら

 

その方は帰っていきました。

 

 



 

 

人の人生の最期を見る

 


 

このことは

 

私にとって

 

大きなインパクトとなり

 

また

 

小さなトラウマともなりました。

 

 

 

精神的にリカバリーすることに

 

とても時間がかかっています。

 

 

 

自分を責めることもありますし

 

逆に

 

どうすることもできなかったのだと

 

思うこともあります。


 

 

きっとこのことは

 

一生忘れないと思いますし



 

人が逝くということを

 

知らなかった以前の自分に戻ることは

 

もう出来ないと思います。

 

 


 

私たちが生きている毎日は

 

生まれゆくもの

 

死にゆくもの

 

 

いつ何時にも

 

同じように起こっています。

 

 

 

それでも

 

実際に人生の最期を迎えている方の近くにいて

 

その方を支えているご家族がいて

 

 

そこにある

 

悲しみや苦しみを

 

どうとらえて

 

死というものと

 

生というものを

 

受け止めていくのか

 

 

現実的に色々と考えるきっかけにもなりました。

 

 

 

 

 

正直な気持ちをここで書くと

 

 

これまで

 

介護職という

 

いままでとは方向性の違う仕事に


携わっている自分のすべてを

 

受け入れられない自分がいて

 

自己不一致に苦しむときもありました。


 

 

でもこの一か月の経験で

 

そんな浅はかな自分を見つけることもできましたし

 

 

このような経験をさせてもらったことで

 

今のお仕事を通じて

 

内なる自分の何かにリンクすることや

 

 

 

お客様やご家族からいただいたものが

 

これからの何かに

 

ひっそりと繋がっていくことがあるのだろう

 

 

思えるようになっているのが

 

いまの現状です。

 

 

 

きっと

 

自分の誕生日前後に

 

このような経験をしたことも

 

何か意味があるのでしょう。

 

 

 

いつの日か

 

このような経験が

 

私自身や

 

私の周りの人々へ

 

 

 

そして

 

皆様にはカウンセリングという形で

 

お役に立てることができるように

 

 

真摯に

 

人生経験を重ねていきたいと思っています。

 

 

 

そして

 

自分自身にも問いかけていくと思います。

 

 

私はどんな気持ちで

 

どんな人生の最期を迎えたいのだろうか?

 

と。

 

 

 

 

 

 

つらつらと書いた

 

私の思いを読んで下さり

 

ありがとうございました。