こんにちは。

 

 

もう3月だというのに

 

こちらは

 

秋分の日(日本では春分の日ですね)

 

まで暑い日が続いていました。

 

先週の日曜日は暑さに耐えられなくなり

 

こちらのビーチで水浴びへ

 

 

(以前撮った写真ですが、その日もとっても綺麗でした)

 

 

暑くてだるくなっていた身体も

 

なんとなくモヤモヤとしていた心もスッキリしました。

 

 

 

 

さて、

 

人間関係で問題を感じるとき

 

気が付くと

 

自分が同じような反応をしていることってありませんか?

 

 

 

そんなとき

 

私たちは無意識のうちに

 

値引き

 

ということをしています。

 

 

英語ではまさに

 

Discount (ディスカウント)

 

です。

 

 

でも

 

物を買う時の値引きではありません。

 

 

分かりやすく言うと

 

自分自身や相手の方の価値や

 

取り巻く状況を

 

値引きしてしまうということです。

 

 

それは

 

自分の思考の中で

 

 

 

自分に対して

 

他人に対して

 

感情や

 

状況や

 

行動や

 

可能性を

 

値引きして

 

いつものお決まりのパターンで

 

終わらせようとするのです。

 

 

 

無意識のうちに。

 

 

 

例えば

 

話しかけたのに返事をしてもらえなかった

 

とか

 

まじめな話をしたのに茶化された

 

とか

 

上司が部下に注意ばかりして意見を聞かない

 

とか

 

頼まれたこと以上のお世話をしてあげた

 

とか

 

あの人にはどうせ何を言ってもわからない

 

など。。。

 

 

 

これは

 

自分と他人の間でおこる値引きです。

 

他人の存在や能力、可能性を値引いている行動ですね。

 

 

こういうことがもっと大きくなると

 

パワハラやモラハラ

 

過保護や過干渉

 

となっていくのでしょう。

 

 

 

そしてもう一つ

 

 

自分が自分を値引きする

 

ということもあります。

 

 

 

 

”どうせ私にはできないから” 何もやらない

 

とか

 

泣きたかったのに笑顔を作ってしまった

 

とか

 

こんなことは大したことじゃないから傷ついていないふりをした

 

とか

 

頑張りすぎて体を壊した

 

など

 

 

自分の価値を値引きしたり

 

自分の感情を値切きしたり

 

自分の可能性を値引きしたり

 

して。

 

 

本当に望んではいない

 

いつのもパターンに落ち着いて

 

心の中で

 

やっぱりね。。

 

と思いながら

 

変わらない物事や状況を受け入れてしまっている。

 

という感じでしょうか。

 

 

 

時には、

 

自分を犠牲的にして

 

自分を値引いているように思いながら

 

実は

 

相手に罪悪感を抱かせるように

 

わざとしていて

 

相手を値引きしている

 

なんてことも・・・

 

 

 

 

もしも

 

こういったことが起きていることに

 

気づくことが出来たら

 

 

 

まっすぐに

 

自分が感じていることを

 

言葉にして表す練習をしていくとよいです。

 

 

 

「返事をしてもらえなくて心配したんだけど

 私の声が小さかったのかな?」

 

とか

 

 

「まじめな話をしたのに真剣に取り扱ってもらえなくて

 悲しかったな」

 

のように。

 

 

 

 

自分に対しても

 

「私にも小さなことでもできることがあるんじゃない?」

 

とか

 

「あのとき笑っちゃったけど、本当は悲しかったんだよね」

 

 

といった具合に。

 

 

もし

 

そうすることが難しかったなら

 

まずは

 

自分と向き合って

 

自分を大切にすることからスタートしましょう。

 

 

 

自分を値引いて

 

自分の感情を感じないように

 

ないがしろにしていたことに

 

気づくだけでも

 

変わってくるかもしれません。