今日は3度目のお話を書きます
当時、息子8歳
娘6歳
今から10年前の夏の日の事です
外で遊ぶのが大好きな息子だったので
夏休みは朝から友達と遊ぶのが
日課でした
息子が遊びに行こうとすると
娘は毎回ついて行きたがり
息子に、「妹なんて連れていきたくない」
と言われてました
私も昔、友達と遊ぶ約束をする度に
4歳離れた妹に、一緒に行きたいと言われ
親に連れていってくれとお願いされ
仕方なく連れていった記憶があり
本当は連れていきたくなかった。
だから息子の気持ちは
よく分かっていたので
娘には、ママと一緒に遊ぼうと言って
連れて行かせることはしませんでした
そんな7月の土曜日
いつものように
お友達が来て
息子が、「今日は公園行ってくる」と
家を出ようとした時、
また娘が、「私も一緒に行く」と。
〇〇(娘)は家でママと遊ぼうよと
私が言うと
息子が
〇〇(娘)今日は一緒に来てもいいよ
!?!?
娘も私もビックリ。
え?いいの?
〇〇(娘)連れてって大丈夫?
うん。いいよ。
息子とそんな会話をしながら
隣で娘は大喜び。
二人を送り出した後
今日息子が遊ぶお友達は
いつものメンバーなのに
なんで今日は
一緒に〇〇(娘)連れていってくれたんだろう
なんだか少し胸騒ぎがした
でも、娘喜んでたし
息子はしっかりしてるから大丈夫と
不安をかき消すように
そう思い込んだ
当時、何かあればすぐ電話するようにと
子供用携帯を持たせていた
帰るときにも電話するようにとも
伝えていた
だから息子は遊びに行って
帰るときは必ず電話してくれていた
午後15時すぎ
私の携帯が鳴った
息子からの着信だ
もう帰ってくるのかな?と
電話に出ると
娘の声が。
あれ?〇〇(娘)?
〇〇(息子)は?
そう聞くと
にぃにが、変なの。
家までの帰り道が分からない。
どこだっけ?って言ってる。
だから今、にぃにを
引っ張りながら、帰ってるとこ。
……え?
帰り道が分からない?
近くの公園で遊んでたんだよね?
そうだよ。
近くの公園で遊んでた。
そんなやりとりをし
急に不安が押し寄せてきて
家を飛び出し
息子と娘の元へ走りました
家から50メートル先に
二人を発見
娘が先頭に
息子の手を引っ張って
歩いていました
〇〇(息子)大丈夫!?
なんか急に
道分からなくなっちゃった
そう言いながら息子は笑っていました
見た目はいつもの息子
でも私の中で
どんどん不安が募っていく
家に帰り着き
話を聞こうと
居間に向かう途中
バタン!!
ものすごい音がした…
振り返ると
息子が嘔吐し倒れていました
慌てて息子の名を呼び
抱きかかえると
みるみる顔は真っ青
目は虚ろに
そして意識が今にもなくなりそうでした
熱くなった体を冷やすために
氷水とタオルを用意し、
旦那に息子をお願いしました
今思えば
救急車を呼ぶべきだったのかもしれません
ですがあのとき
救急車なんて全く頭にありませんでした
息子を旦那に
見てもらってる間に
こども病院に電話。
今すぐ来てくださいと
みんなで病院へ向かいました
15分ほどして到着。
待合室には
診察を待ってる子達でいっぱい
そんな中、受付へ行くと
ただ事ではないと
看護師さんに連れていかれ
優先的に処置してくださいました
20分ほどして
「熱中症ですね。かなり危なかったです」
今でこそ、熱中症は死に至るものと
認識されていますが
当時は
熱中症でこんな風になるなんて
あまり聞いたことがありませんでした
息子は脱水症状が酷く
意識障害や言動の不自然さまであり
重症でした
こんな状態なのに
無事に家まで歩いて帰ってこれたこと
娘が一緒にいなかったら
息子は帰り道もわからず
電話のかけ方もわからずで
道端で倒れていたかもしれません
もしもを考えると
恐ろしくてたまりませんでした
でも
今日に限って
息子が娘を一緒に遊ぶ許可を
与えたこと
息子はもしかしたら
何かを感じていたのかな…
それとも神様や御先祖さまが
息子を護る為に
娘を一緒に連れて行かせたのだろうか
どうであれ、
娘がしっかりと
息子を連れて帰ってきてくれて
一緒にいてくれて
本当に本当に感謝しかなかった
ありがとう。
息子は幸いにも
点滴をして1時間ほどでだいぶ回復し
無理をしないでゆっくり休むいう前提で
入院することなく
帰ることができました
息子は
〇〇(娘)には命を助けられたと。
そして娘もまた
私が、〇〇(息子)を助けたと
夏が来る度に話しています
奇跡。
何度も奇跡をありがとう。
忘れずにこれからも生きていこう
これで3回の奇跡のお話は終わりです。
ここまで読んで下さり
ありがとうございます😊

