17歳の時に原因不明の左掌の異常な痒み
脱力で検査したところ
「多発性硬化症」
の診断を受けました。
病院3件近く周り1ヶ月かかって確定
その間に左手はペットボトルも
持てないほどに握力が落ちました
確定してすぐに2週間の入院
ステロイドパルス治療
退院後少しずつ体力も握力も戻り
左手の握力は弱く左半身に軽度の痺れと
膝の脱力感が残ったものの
日常生活に支障ないほどに
回復しました
この当時は2種類の再発予防薬が
ありましたが副作用によるデメリットの方が
この時は大きいように感じ
何もせずに様子を見ることに
そして目に見えた再発もなく10年経過し
絶賛不妊治療中の28歳の時に
両下肢の筋力低下があり再発
入院してステロイドパルス治療をして
寛解しています
再発予防薬の選択肢は増えてはいましたが
不妊治療をしていたためここでも保留に
紆余曲折あり娘を出産
妊娠中は再発率は下がるものの
出産後の再発率は高くなり
特に3ヶ月以内が最も高いそうです
今のところ目立った再発症状はありません
出産後に再発予防薬を始める予定でしたが
使う予定の薬が
妊娠希望する半年前から断薬とあり
娘の誕生日過ぎたら第二子の治療を
再開したい
そうなると始めてもすぐ休薬になるので
ここでも保留になりました
再発と隣り合わせの生活
病巣のできる場所によって
症状は様々です
手足の麻痺、視力の低下、失明
排泄困難、感覚障害など
自分の足で歩きたい
自分の手で娘を育てたい
成長をこの目で見たい
不妊治療もしてこの状況で
2人目も授かりたいと言うのは
もしかしたら贅沢なのかもしれないけれど
可能性も信じたい
いろいろな思いはあるけれど
先ずは娘ファーストで前向きに
人生考えていきたいなとは思っています