「付き合ってください」これを言うのに15分かかった。彼女は僕より年下でした。中1から中2になって先輩になり下級生の教室を見に行き、「お、今年はどんな可愛い子がおるかな」なんていう風に教室を眺めていました。そんな春が過ぎ、お互いが意識している期間が流れていき、夏休みが始まりました。「ああ、夏休み楽しみやけど、あの子に会われへんのか」そう思っていました。そんな夏はすぐに過ぎていき、10月。ちょうど体育祭の終わった日位に同級生の女友達から「いつ告るの?」て言われ、「そうか、いつまでも片思いではあかんのや」と思い「水曜日に告るわ」と言って、保健室前で告りました。なぜ保健室なのか。それは今でも分かりませんが、よく保健室で保健の先生と「彼女さっき来てたよ、おみやげ渡したいみたいやてさ」などいつも彼女と話す場所は保健室でした。保健室は放課後の僕らにとって待ち合わせの場所となっていました。けれど、付き合った日が嫌いなクラスメイトの誕生日であったのは今でも覚えています。そこから付き合い始めて「先輩、お母さんに付き合ったこと言っていいですか?」などと言われ「なんてピュアなんだ」と感じました。「ラインはお母さんがトーク内容見てます」と言われ「箱入りお嬢様なんやな」と思いました。そんなこんながあってわざわざ僕と一緒に帰りたいからといって自分の家とは反対側のバスに乗って、最寄り駅でバイバイしたのを今でも覚えています。「先輩、今日一緒に帰れますか?」と聞かれるのがめちゃくちゃ嬉しかったです。スケジュール帳に一緒に帰れた日は赤で丸付けていたのを覚えています。僕と僕の友達と彼女と彼女の友達と4人でパンケーキを食べに行ったのも懐かしい思い出です。こじれたのは僕が中3の頃。僕のツイッターの裏垢が友達にバレ、友達が彼女に言って関係が変わりました。その後自然消滅しました。馬鹿なことをしたなあと今でも思っています。もし裏垢をしていなかったら今でも付き合っていたかもしれない。そうすると10年付き合っていることになります。

 10年経って現在、まだその中2の頃の彼女が忘れられないです。ラインもブロックされ、もう連絡することはできないですがいい人生経験にはなりました。

 生きていればミスもあるし良いこともあります。それを振り返ってみてよかったと思えるのであれば間違いではなかったということです。ありがとう元カノ、そしてさようなら。