あなたらしく、わたしらしく。
親でもあり、関わる人として。その人のペースを信じながら。揺れながらもまっすぐに。
久しぶりにお会いしたお母さんに、
何気なく声をかけました。
「最近、寒かったり暑かったりしますけど、お元気ですか?」
特別な言葉ではなくて、
本当に、ただのあいさつの延長のようなひと言。
すると、
「先生…とてもうれしい。ありがとう。元気です、大丈夫。」
そう返ってきました。
その“とてもうれしい”という言葉に、
私は少し、胸がぎゅっとなりました。
何かをしてあげたわけでもない。
特別な支援をしたわけでもない。
ただ、気にかけていることを、
言葉にしただけ。
でも、人はきっと、
“気にかけてもらえている”と感じるだけで、
ふっと力が抜ける瞬間があるのかもしれません。
私は子どもたちと関わる立場でいながら、
同時に、当事者の親でもあります。
揺れる気持ちも、
不安になる夜も、
誰かに「大丈夫」と言ってもらいたい瞬間も、
知っています。
だからこそ、
「元気ですか?」というひと言が、
どれほど沁みるものかも、
少しだけ分かる気がするのです。
どんな人でも、
ふと孤独を感じる日がある。
家族とは違う、
社会とのやりとりの中で、
人は生きている。
職場、学校、地域。
いろんな環境の中で、
私たちは毎日、小さな緊張を抱えながら
やりとりをしている。
だからこそ、
ほんのひと言が
想像以上にあたたかく届くことがある。
支える・支えられる、
そんな単純な関係ではなくて。
ただ、同じ社会の中で
今日を生きている人同士として。
そうやって、
ささやかな言葉を交わしながら、
それぞれが今日を乗り越えているのかもしれません。
私もまた、誰かのひと言に救われながら、
今日を過ごしています。
ひと言が、人を支えることもある。
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