私は5才まで、『長屋』で暮らしていました。
古くて、せまくて、お風呂もない。(お風呂はお風呂屋さん通い)
話では、新潟地震の時に、無理やり『半壊』にしてもらったらしいけど、
たぶん、震度2くらいでコワレそうな(笑)おんぼろでした。
なんか、たまにすごいでかいネズミがだーーーーーって走り抜けて
母がほうきで追っかけていたような、淡い記憶もあります。きょあいっ!
お風呂無いので、
洗濯機で行水した記憶もあります。
夏になれば、蚊帳を張ってもらい
その中で寝るのは、なんだか冒険みたいで楽しかった。
で、
「口押さえろーーーっっ!」
の掛け声と共に
キンチョールをガーーーーーーーーーッと部屋中にまいたような・・・。
危ない危ない。
あとは、うちわと蚊取り線香。
早く小学校へ行きたくて。
毎日、隣の男の子と
兄ちゃんの帰る時間に迎えに行ったり。
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5才に郊外へ引っ越しました。
今度は新しく建てた家だし、お風呂ももちろんある。
どこもかしこもピカピカだよ。
でも、だーれもいない。
みんな忙しくなって、だーれもいないうち。
懐かしく思い出す、あのおんぼろの長屋。
今はもう、あとかたも無く。
写真の中で見るだけ。