希望を胸に中高一貫校に高校から入学するが、自称進学校の無意味な課題の多さに精神的に追い詰められる。中高一貫のガッチリ固まった女子のグループには入ることができずに学校ではほとんど1人で過ごす。今でもこの頃の娘の表情を思い出す度に、胸が締めつけられる。精神的に不安定の毎日。泣きながらの登校。


 夏休みに入る前頃から、アトピーと円形脱毛脱毛症を発症。(まだひどくはない)


 夏休み中に、本人の希望で1人でケアンズにホームステイ。むこうへ行ってから何日かは現地の雰囲気に圧倒され、ホストマザーにも人見知りし、ホームシックにかかり、大泣きで電話がかかってきた。ずっとLINEもつなげていてほしいと言う。…が、母が喝を入れ(そりゃ、帰ってこられないから頑張らせるしかなかった)最後までやりきることができた。(結果、今年も同じホームステイ先にお世話になり、ホストマザーが大好きになり来年も行く気でいる‥さぁ、資金はどこから?)


  帰国後、夏休み中でも学校からのプレッシャーや課題にストレスを感じている娘を見かねて私から通信制への転学を提案してみる。アトピーや円形脱毛症はストレスが原因であることは間違いないし、ケアンズで自信をつけて生き生きとした娘を見たらこんなことに苦しめられている娘の時間がもったいない、バカバカしいと思ったし、何より無理をして身体をこれ以上壊してほしくなかった。身体を壊してまで行くような環境は無意味どころか害だから行く必要もないとふっきれた。それまではなんとか全日制に通ってほしいと思っていたし、娘自身も通信制には抵抗があった。でも、実際は病院通いや毎日の治療、膨大な課題と、学校からのプレッシャーでキャパオーバー、もう限界だった。しかし、今思い出しても名前を出したいくらいクソ高校だったな。


 だから、本人も私も旦那も「うん、もういいよね」となって9月頭には通信制高校に見学に行き、その日のうちに在学中の高校へ申し出た。グズグズ引き止められるかと思ったが、担任はあっさり「わかりました」とのこと。スムーズに転学手続きが進んでいった。わかってたんだろうね、娘の様子を見てて。面倒くさいとも思ってたんじゃないかな。苦しんで悩んでる生徒がいても何もしない、何もできないやはりクズ高校だった。あとから聞いた話、この、娘が在籍してた高校入学組ひとクラス24人ほど。何と、一年間で(娘含めで)3人も転学したらしい。女の子ばかり。そりゃそーだ、拷問、飼育のような教育じゃーな。娘は入学してから夏休みに入るまでこんな教育、学校、環境のなかよく耐えた。けど、転学することになって私はやっぱり全日制に通わせてあげたかったという想いがあって泣くこともしばしば。そんな私に娘は「これで良かった、行かなくてよくなって嬉しい。本当は行くのすごくしんどかったけど、入ったばかりだし、お金(入学金など)もすごくかけてもらったから言えなかった」って、全く涙を見せることなく言った。その娘の姿がたくましく見えて「この子はきっと大丈夫」と思えた。


 10月より、通信制ネットコースで高1の単位をとるため自宅学習。同時に、某塾に入塾し、週1回個別指導を受ける。(大学進学希望のため)


 4月より、通信制の週1通学コースに通い始めるも、またしても友だちできず。友だちづくりが目的ではなかったけど、もしかしたらと期待はしてた。でも、そこに通っている子たちは通学を理由に放課後の遊びを目的としている子が多くて話が合わなかった。多くの子がバイトをしてそのお金で遊んで‥とにかく話題が合わない。バイト、遊び、ゲーム、SNS。生活自体が違う。娘だってガリガリ勉強するわけでも優等生でもなく、おしゃれも「なにわ男子」も大好きだが、学業が第1とわかっている。それに、高校でうまくいかなかったから大学は希望するところへ進みたいらしく、そのために体力のない自分は今からコツコツやらなければ間に合わないと自覚している。でも、少なくとも娘の周りにいる子は大学進学どころか高校卒業の単位をとるのも大丈夫?レベル。もちろん人それぞれだから、遊びやバイトに精を出そうがどーでもよい。ただ、本当に娘と感覚の合う子がいないだけの話。友だちができないだけでなく、授業の中身も魅力のある内容ではなく逆にストレス。


 最近の我が家はもう悪あがきもせず、期待もせずにさっさと退散する。合わない環境にお金と時間をつかってまで頑張る必要はない。「またしょーもない環境だったね。後期はどーするー?」(もう八方塞がりで限界を感じつつ)なんて話が出てきたころ、私が「どうせ、大学からむこうへ行くなら今から行けばよくない?」と6月頭ころに提案したんだっけ。


 もう直感で、この環境は限界だと思ったんだと思う。娘をここから解放してあげたかったんだと思う。そして今に至る。