本日は体育祭準備のため、短縮授業。放課後の体育祭準備の対象ではない学年は普段より40分ほど早く帰宅します。娘もいつもより早く帰れてニコニコして帰ってくるかなぁ看板持ちと待っていました。


  がっ!


 明らかに様子がおかしいです。顔色も悪く表情も硬い。そんな自分の様子を母に知られないようにとの思いで私と目を合わせようとしません。頑張って普通を装っているのですが、バレバレです。いつもはまずは休憩するのに、着替えたらすぐに課題にとりかかろうとしています。


 少し落ち着いたところで「なんかあった?」と聞くと最初は「ううん、何もないよ。ホントに」と言いますが、しばらく傍にいると時折涙ぐみながら自分の気持ちをポツポツと話してくれました。「誰かに何か言われたとかではない、何かあったわけではない。こういう気持ちになる理由が自分でもわからない」と、とてもつらそうに涙を堪えながら話す娘に私のほうが号泣してしまいました。(反省悲しい)


 中学校時代は「優等生、真面目、意識高い、しっかりしている、誰とでも仲良くできる、優しい」というキャラに苦しんだ3年間でした。もちろんそういう部分もあるのですが、それだけではなく他者のイメージと異なる面もたくさんあります。周りがつくったイメージを壊さないように必死に頑張ってしまった結果、ストレスのキャパシティを超えてしまい、身体に不調をきたしました。



 そんな反省から、そんなに簡単ではないと十分に認識したうえで、「高校ではもっと自分を大切に、そして自分らしくいられるように」をテーマに春休み中に家族でたくさん話をしました。そうは言っても友だちが欲しくないわけではなく特に年頃の女子ですから、入学後、新しい友達をつくろうと自分から積極的に話しかけていました。その結果、上手くいかずに疲れ果て帰宅後に泣きだしたり情緒不安定気味になりました。新生活、新しい環境は誰でもそれなりにストレスがかかりますが、「感じる力が強い」HSP気質の娘は人よりストレスを感じやすい。友だち関係、勉強、通学などのストレスが本人のキャパシティを超えてしまわないようによく見てあげる必要があります。でも、友だちに関してはどんなに頑張っても相手があることですから自分でどうにかできる問題ではありません。またまた娘とよく話した結果、「自分に合う(と感じる)友だちが今はいないから、無理して話しかけたりせずに学校で楽に過ごせるように行動する、またその勇気をもつ」ということになりました。休憩時間は読書をしたり、昼休みには図書室で過ごしたりする!と本人が決めて実行していたようです。


 でも、今日は席替えがあったのと読む本を忘れてしまったことで周りを見る時間ができてしまい、いろいろと考えてしまったらしいのです。キャーキャーと騒がしく群れる陽キャが目に入って、1人でいる自分に孤独感を覚えたのでしょう。(もちろん他にも1人で過ごしている子もいるようですが、そこは目に入らない悲しい)でも、このタイプの難しいところは共感し合える友だちが欲しい一方、ベッタリ付き合うような友だちは求めていない、というか気持ちとは別の部分が求めていないのです。つるんでいる友だち同士は多かれ少なかれ、我慢して相手に合わせたりしながらその関係を維持していますが、娘のような気質は相手のひとつひとつ表情や発言を敏感に感じ取って深く考えるので頭が疲弊してしまい、とてももたない。ワガママとは違うのです。むしろ、相手を慮りすぎてもたないのです。


 そんな自分の気質を認めず受け入れられず、周りの友だち関係を羨ましがって無理していたのが中学校時代でした。でも、今日の娘が出した結論は


「中学生の頃は誰かと常に一緒にいたくて必死だったけど、今はそういう気持ちはないの。無理に合わせてまで誰かと一緒にいたいとは思わなくなった。でも、今はまだ(1人で過ごす)この環境に慣れてないからツラい。でも、これが自分を守るためにもこの先幸せを感じるためにも大切なことだってわかってるから無理して人に合わせない」と話してくれました。


 母、また泣く泣き笑い


 自分を大切に思えるようになったことをとても嬉しく思う一方で健気に頑張ろうとする娘の感情をまた感じ取ってしまうHSP母真顔


 今だけを見ていたら、中学時代同様自分を偽って誰かに合わせて一緒にいるのが楽です。本当はそうしたい気持ちもあるでしょう。が、娘は先を見据えて、今!自分と他者との境界線をしっかりつくることを選びました。いつか本当に大切な人に出会えたときに、その人といい関係をつくるために。母娘関係もそうありたいと思っています。


 

 一歩ずつしっかり自分の足で歩んでるよ、大丈夫ニコニコ娘の成長を感じた日でした。


 


 下矢印タイトルに惹かれてたまたま手に取った1冊ですが、勇気づけられました。最近は本との出合いに恵まれていますニコニコ