●綱島・大倉山「ピアノ・リトミックひびき」
ピアノを弾くとき、呼吸していますか?
こんにちは。金曜日クラス担当の安相です。
今日はみんなが忘れがちな「ピアノを弾くときの呼吸」のお話。
ピアノは管楽器や歌のように「息を入れないと音が出ない」楽器ではありません。鍵盤を押せば誰でも音が鳴る、ある意味では「呼吸を忘れても弾けてしまう」楽器です。しかし、実はピアノ演奏において、呼吸はとても大切なな役割を果たします。
まず意識してほしいのが、「弾き始める瞬間」の呼吸です。演奏家は音を出す直前に必ず、その曲のテンポや性格に合わせた深い呼吸をしています。例えば、元気な曲なら快活に、静かな曲なら穏やかに。弾き始める前にスッと息を吸うことで、体全体が音楽のリズムに同期し、理想的な一音目を踏み出すことができるのです。
次に大切なのが、メロディの「フレーズ」と呼吸の連動です。フレーズの切れ目では、歌を歌うときと同じように「ブレス」を意識してみましょう。
人間が歌うとき、息を吸わずに歌い続けることはできません。ピアノも同じで、呼吸を無視して弾き続けると、音楽がどこか「息苦しい」ものになってしまいます。フレーズの終わりでふっと息を抜き、新しく吸い直すことで、音に自然な「間」が生まれ、聴いている人の心に響く生き生きとした演奏に変わります。
さらに、表現を深めるための呼吸もあります。
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緊張感のある小さな音: 息をそっと吸い込み、肺に空気を溜めたまま止めるような感覚で弾くと、指先にまで繊細な神経が行き渡ります。
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広がりのあるダイナミックなフレーズ: 溜めていた息を、音楽の広がりに合わせてゆっくりと吐き出していく。
呼吸は心と体をつなぐ架け橋です。肩に力が入りすぎてしまうときも、一度深く呼吸をするだけで、余計な緊張が抜けて音が柔らかくなります。
「指だけで弾く」のではなく「体全体、そして呼吸で弾く」。これを意識するだけで、ピアノの音色は驚くほど表情豊かに、そして歌うように響き始めますよ。
ぜひ練習中も「呼吸」を意識してみてくださいね♪




