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レモンバーム 
【英名】lemon balm／balm mint／melissa／common lemon balm
【学名】Melissa officinalis
レモンバームの雑学
葉にレモンに似た強い芳香を持つ。
精油は、香料の原料。
蜂は、この花の蜜が大好物。
学名Melissaは、ギリシャ語で蜂を意味。
育て方
別名：ビーバーム／メリッサ
和名：セイヨウヤマハッカ(西洋山薄荷)／コウスイハッカ(香水薄荷)
シソ科／セイヨウヤマハッカ属／多年草
開花時期 ６～７月頃
種まきの時期 ３～５月頃・９～11月頃
発芽適温 18～23℃
挿し芽の時期 ４～７月頃
株分けの適期 10～11月頃
種から育てる。
こぼれ種からも栽培可能。
発芽率は高い。
挿し芽で殖やす。
成功率は高い。
パーミキュライト、挿し芽用の土を使用。
水やり・肥料
日当たりのいい場所に植える。
過湿に注意し、やや乾燥気味に管理。
注意点
土壌は選ばないので、市販の土で栽培可能。
緩効性肥料の置き肥を施す。
草丈が伸びます。
茂り過ぎを防ぐには、収穫を兼ねて刈り込む。
根の張り方が速く、横に広がる。
地植えの場合、区切り枠を作るのもよい。
真冬を除き収穫できる。
暑さ寒さに強く、育てやすい。
効能
抗酸化作用、美肌効果、発汗作用、鎮静作用、不眠解消、消化促進作用、風邪の緩和作用。
リラックス作用を利用して、安眠枕も作れる。
日常の利用
花の収穫は、開花直前に行う。
香り高い花束(タッジー、マッジー、ノーズゲイ)に。
収穫量が多い場合、ハーブバス、ポプリ、ドライフラワーなど。
料理での利用
乾燥させて保存できるが、生葉の方が芳香を保つ。
香りを楽しむなら、生葉を使う。
葉を軽く揉むと香りが広がる。
どのハーブとも相性が良く、ブレンドティーに向く。
お茶、料理、ビネガー、フルーツサラダ、ワイン、ゼリー、シャーベットの香り付け。
生葉を細かく切り、ドレッシング、ソースに混ぜる。
害虫と病気
病害虫の被害は、ほとんどない。
●オールゴールデンレモンバーム
【英名】all gold lemon balm／golden lemon balm
【学名】Melissa officinalis 'All Gold'
シソ科／セイヨウヤマハッカ属／多年草
葉全体が明るい金黄色。
●ゴールデンレモンバーム
【英名】golden lemon balm／Variegated lemon balm
【学名】Melissa officinalis 'Aurea'
シソ科／セイヨウヤマハッカ属／多年草
班入りの葉が特徴。夏には班が消える。
変種名"aurea"は金色を意味。
●ライムバーム
【英名】lime balm
【学名】Melissa officinalis 'Lime'
シソ科／セイヨウヤマハッカ属／多年草
レモンバームと同じ薬効があり、同じように利用可能。
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