舞台『孤島の鬼』を観てきていくつか思ったこと。
舞台しか見てない人の勝手な解釈です。レポではないです。でもネタバレしてます。
鬼とは誰だったのかを考え過ぎて
鬼という言葉を辞書やwikipediaで調べるほどになってるんだけど
某辞書にあった 冷酷で無慈悲な人
ってのが、"鬼"と聞いて私の中で一番初めに出てくるイメージで
それを考えると
孤島の鬼に出てくる人がみんなそれではないなと思いました
舞台に出てくる見た目的にはどー考えても丈五郎が鬼なんだけど
岩屋島に帰ったあたりから
いやもっと前か?
のすべての行動は
諸戸さんの蓑浦くんへの盛大な催眠術だと私は思っているので
やはり"蓑浦くんが舞台上で何度か口にする意味での鬼"は
諸戸さんだったんじゃないかなと思います
じゃあ諸戸さんの催眠術は一体どこから始まっていたのかというと
そこがちょっと難しいんだけど
初代さんが殺されたあとに思いついて計画したと考えたい
それ以前には考えていなかったと
すべてはあの洞窟の中での出来事を遂行するために
お父さんのこと、財宝のことなんか
蓑浦くんのことでいっぱいな諸戸さんにはどーでもいいことなんじゃないかと
あんな手の込んだことをしなくても
蓑浦くんの心を手に入れる方法はあったんだろうけど
無理やりなのは諸戸さんの美学とか道徳心?に反すからかと思うと
諸戸さんが余計に好きになる
ただ心を手荒に扱いたくないとか
無理やりこっちに向けるようなことをして嫌われるのが嫌なだけなのかもしれないけど
賢い諸戸さんの計画だけど
諸戸さんも知らないこと
初代さんと秀ちゃんのこと
その秀ちゃんにまさかの蓑浦くんが一目ぼれして入れ込んでしまったこと
それだけはさすがに予期できなかっただろうから
あんな結果になってしまったけど
計画の予想外のことが起こったから
ついつい諸戸さんも
「恥はないのか」みたいな暴言をつい蓑浦くんに吐いちゃったんだろうなと思ってます。
それとどこから諸戸さんは
分かってくれるだけでいい 想いだけ抱かせてほしいという状況から
変化してしまったかを考えてるんだけど
これもまた難しい
やっぱり初代さんと結婚する仲になってしまったからかなぁ
それとも、最初からそんなこと思ってなかったけど
怖かったから、そう言っていただけなのかなぁ。
蓑浦君は
諸戸さんの気持ちを受入れることは出来ないのは
(諸戸さんに幸せにしてやりたい鯨井ファンの私なのでもどかしい気持ちはあるんだけど)
仕方ないとして
秀ちゃんが現れてから秀ちゃんのことしか見えてないあたり
冒険みたいで楽しいとは言え洞窟で「みのうらくーん!」「もろとさーん!」と
どー見ても恋人同士にしか見えないやり取りしてたのに
頼るために甘んじて受け入れるようなところもあったのに
(実際何度も抱き合うシーンはある)
無意識だろうけど思わせぶりな態度を何度も取っていて
諸戸さんの気持ちだけを考えると
罪深いなと思います
諸戸さんから見たら彼が鬼か?
鬼という言葉はやはり違うと思うので
それはやっぱり違うかも。うーん。
とかそんなことを
観劇終了後からずっと考えています。
とりあえずとっても良い舞台作品でありましたので
ぜひ観に行ってみてください。
赤坂RED THEATERにて、5月4日まで。