「いんや!カンダさんは自分のこと分かってないだけなんだ!!」
「さっき会ったばかりの奴に言われてもな…」
見た目に反して言動がなんとも…、誰かさんとダブって見えてきた。
まぁアレよりかは遥かにマシな方だが…。
ユウは首をブンブン、いつぞやのカメラマンを脳内から追い払う。
「ゆん。お前このことは誰にも言うんじゃねぇぞ」
「Σあああ!な、なんだよなんだよぉ!!///」
「!!?…お前が何だよ!」
相変わらず不意を突かれる叫びには慣れない。
「い、今名前で…ゆん、ってえええぇ!!!!///」
「だからなんだよ。ゆんじゃねぇのか?」
「だって初めて名前で呼んでくれたから嬉しくてっ///」
「…そうだったか?」
「そうだったんだ!ずーっと、お前お前、だっただろ?あたし本当に嬉しいっ///」
言われてみれば、ゆ…と言いかけたことはあったが、言い終えたことは無かった。
そんなことでこんなに喜ぶモンか?
理解し難いが、心底喜んでいる姿に笑みが零れそうになる。
まぁ、この様子ならペンギンのことは忘れてくれるだろうと、ユウは軽く考えて何も言わないことにした。
「はぁ。悪かったな、ゆん」
半分からかいたくなって名前を強調させると、それだけで相手は手放しで喜んだ。
――ポチャン・・・
「…あ……」
「へ…?」
黒い竿がみるみる海底へと姿を消した。
【釣り日和】おわり。
あとがき:気になってちらっと確認したら、ページ数がそろそろギリギリだったんですよw
なんとか良い感じにまとめられて良かったヽ(´ー`)ノ
危うく漫画ページが少なくなるところ!
後は漫画構成と挿絵の箇所をまとめて鈴へ送るだけ♪
裏表紙合わせて28Pの冊子が完成する予定です。
今から仕上がりが楽しみです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。