「…いつもはどこで釣ってんだ?」

「えーっと、もっと沿岸の方ですよv」

 そこは初心者向けの釣り場だ。沖合でも釣れると思ったのだろうか…?

「今日は気分でココに来てみたんです。でも実際気分じゃダメみたいですねw」

 気分だったのか。

 能天気な発言にユウは苦笑した。

「ま、腕を上げてから来るのが普通だろうが、気分に合わせるのもイイんじゃねぇか」

 ぷかぷか浮かぶウキを眺めながら適当に言葉を紡ぐも、ゆんは変わらず楽しそうに頷き、「そうだよな!あ、そうですよね!!

 とポジティブに受け止める。

 何か考えがあってなのか、それともただの天然か…。

「…っつか、なんでいちいち敬語に言い直すんだよ」

「え?」

「お前、最初そんな言葉使ってなかっただろ?普通に男かと思うくらい男らしかった」

「え、あ…//それはだって、ですねぇ///

 もじもじとまたおかしな動きをする相手に肩を竦める。

「それ、止めろよ。無理すんな」

「無理…?」

「お前らしく喋ろっつってんだ」

「!……//

「……?」

 しばしの沈黙が続く中、ゆんの顔が更に輝きを増したように感じた。

 また騒ぎだすのではないかとユウは身構える。

「カンダさんが言うなら…//

 え、あ…?

変に落ち着いたモノ言いに、少し拍子抜けして呆けてしまった自分を振り払うように首を振る。

 話がおかしくなる前に話題を変えてやるか。

「ほら、どうでもいいが次のかかってるぜ?」

「え…、ああっ!!

 獲物がエサに食らいつき、奪おうと暴れまわっていた。



続く。



一言:なんだかまったり過ぎますねヽ(´ε`)ノ

   まぁそれがぴぐでぃーv