☆9月13日☆




今日の午後は中間実績発表があるので、朝から不安だった。


あれから結局、放課後練習する事はなく


原稿持っているのが私だけという、班員のやる気の無さ。


だいじょぶなのかな…




SHRが終わると、教室の後ろドアから声が


「3年生ー!」


いあ、皆「3年生」なんだけど^^;


一斉に振り向いた先には、福嶋先生がいた。




席を立ち、先生に近付く私。


福嶋先生「秋月には原稿あげたよね」


私「うん」


それでも、原稿を貰おうと手を出した。


私「Fさんに渡す」


そこへ丁度、友達Fが帰ってきた。




中間実績発表担当の割り振り。


福嶋先生「Fと秋月とMには、スライドやってもらうから」


それなら、私は友達Fのアシスタントしようかな^^


使うスライドの機械は二台なので


余りの私は、緊張しなくて済みそうだと安心しきっていたが…




福嶋先生「Mは?」


友達F「えーと、Mはぁ」「…休み?」


福嶋先生「∑え!休みなの!?」




…と、いう事で


友達F「うち奇数ね!」


私「∑えええ!!!」


私もスライドを担当する事に


ろくに練習していないのに、上手くいく筈が無い;;


今のうち、福嶋先生に謝らないと><






そんな中間実績発表前の授業は、作物。


斉藤先生「おーい、こっちだ!」


今日は珍しく、機械室前に集合させられた。




斉藤先生「あー、書くもの忘れたなぁ」


斉藤先生「誰か持ってないか?」


あ、えっと。私シャープペン持ってる!


取り出そうとしていると


女子M「先生ー、私ボールペン持ってるよ~」


∑ちょ、私が出そうとしているのに><;


横から乱入され、焦る私。




「はいっ!」


女子Mとほぼ同時に、シャープペンを先生に差し出した。




突然の私の行動に、ポカンとする先生←


先生が私のものに触ってくれる///


それだけで、単なるシャープペンが宝物に変身する。


私の小さな幸せ。




…のはずだったのに


斉藤先生「あぁ、ごめんな。こっち借りるから」


ボールペン(女子M)に負けた。


まぁ、消えにくいからね^^;






でも、私の気持ちは受け取ってくれたみたい。


…先生、笑顔だった///






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