午後からの作物の授業は


適当な位置でコンテナに跨り、腰掛け


機械を用いて流れる芋を選別、駄目な芋をコンテナに入れる作業。




先生が近付く


斉藤先生「ほら、ちゃんとやれよ!」


口頭で注意された私達に対して、女子Tには


肩掴んで説明していた。


嫉妬と言う名の怒りが込み上がる。




先生の説明が終わると


女子Tの側にいた女子Mが先生と雑談。


女子M「先生の事好きな人、3人ぐらい知ってるよ~」


──な、何だって!?


動揺を隠しきれない私。


それ、3人+1人(私)だから…




先生は照れていた←


斉藤先生「何でだろうなぁ」


斉藤先生「今時の女子高生って、オジサン好きなのか///」


満更でもない先生の表情。


もう、いいから!ちゃんと作業やってよっ!!


怒り任せに、心の中で叫んだ。




多くの生徒が慕っている先生なだけに


私だけが先生を好きな訳じゃないとは思っていたけど


具体的な人数は余計にリアル。




そんな事、聞きたくなかった…






放課後


中間実績発表に向けての練習の為、教室で待機。


そこに、斉藤先生率いる先生担当の班員が現れ


話し合いを始めていた。




読み手は、意見発表で私と戦った 男子K。


斉藤先生「超ゆっくり読まないと──」


∑ちょ、超!?


先生が「超」とか使うの意外…




読み方の指導をする先生が、私には懐かしく思えた ───




全く関係ない男子が教室に入り、先生と雑談。


ジーンズの話で盛り上がっていた。


先生、ジーンズ穿くんだ…


結構持っているらしく


その格好で、近所のスーパーにも行くとか。




男子「中年太りで穿けなくなったやつある?」(←失礼w


斉藤先生「穿けないのなら何個かあるけど…」


男子「今度、先生ん家行くね!」


わ、私も行きたい><


とは、言えずorz


先生は用事がある為、校外へ。






…所で、我が班は?


友達F「今日やれそうにないから、やらないんだって!」


今まで待っていた私って一体^^;






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