☆9月10日☆




朝から、栽培環境は実習だった。


女子は溝近辺にある土を、溝に入れない様に除ける作業を行う。


作業をしている内に日差しが強くなり、汗だく。




背筋を伸ばせ、汗を腕で拭うと


遠くから、可愛らしい歓声が聞こえた。


あ、幼稚園児*^^*


以前、園児達が植え付けた芋を掘り起こしに来ていた。




私達が作成した立て札 の事もあり


作業しているつもりで園児達の動きを見ていると


指導する生徒に交じって先生方の姿。


…斉藤先生?


遠い距離だから判断しがたいけど、先生だという自信はあった。




幼稚園児達に囲まれている先生。


近くで見たいよぉ(´・ω・`)






午後は総合実習。


(農機)ハーベスタを用い、大々的に芋の収穫。


斉藤先生「皆に(試乗)体験してもらう」


斉藤先生「出席番号の…」「後ろからいくか」


そんなに沢山は乗れないので、4人づつ…


という事は、どう考えても


私一人男子と一緒だ。


だから、出席番号嫌い;;




先生も知っていてっ…


とか思ったけど、先生は素でその事に気付いてないだけ。


責める事は出来ない><




ハーベスタに乗車する女子を見届けると


私はコンテナを手に持ち、芋掘りと収穫を行うはずが


畑一面、男子しかいない光景。


はう。どこ入ればいいんだろう><;


男子特有の雰囲気に戸惑いを隠せないでいた。




自分からは恐くて声掛けれないし


だからと言って、立ってる訳にもいかない。




どうする事もできず、ただ心の中で叫んだ。


斉藤先生、助けて───






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