あれから更に時間が経ち、作業も後半。




最後まで手を抜かない私は


一枚一枚丁寧に笠を折っていた。


木下先生「適当でいいんだぞ」


いつの間にか、帰って来ていた木下先生。


…それ、言うの遅いよw


木下先生にも手伝ってもらい、引き続き笠畳み。




その頃、友達Fは


友達F「その畳み方汚い!」


友達F「もっとちゃんと畳めないのむかっ!?」


安永先生「……」


先生にダメ出しΣ(・ω・ノ)ノ!




しかも


安永先生に、注意しているばかりではなく


友達F「先生、縛り方は?」


質問しに行ったり∑(-x-;)


先生の側から離れない友達F。


…羨ましい。




そんな2人のやり取りを横目で見ながら、笠畳み終了。


それと同時に、さり気無くを装い←


安永先生と友達Fの所へ向う私。




安永先生が、畳んである笠を持ち上げ縛ろうとすると


友達Fが大きな声を上げた。


友達F「Σあ!それ、選んでたのにぃ!!」


私「どれも一緒だって汗


友達F「それが、一緒じゃないんだなぁ」


確かに、最後に残っている笠は


穴が開いていて縛りにくそうだった。


安永先生「一緒だよ、なぁ?」


私「なぁー/////」


勇気を出して、安永先生の真似。


…言って後悔した。


これ、相当恥ずかしい/////






作業が終盤に差し掛かり


男子2人は、日誌を書く関係で一足早く上がった。




残った私達は


雑談を交えながら作業をしていると


木下先生が、私にちょっとした質問。


木下先生「秋月って、この町の人だよな?」


毎回、木下先生と顔を合わせると


同じ事を言われ続けていた私w


私「はい?」


その理由がついに明らかになった。




木下先生「いやぁ、俺の知り合いの息子に似ているから…」


Σえぇ!!それって


私「む、「息子に似てる」って、男子みたいって事!?」


短髪に胸無いから余計に…orz




そんな私のうろたえる姿を見て、笑う友達Fと安永先生。


もう、みんな酷いよっw






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