作業も中盤に差し掛かると


時折


ボール拾いと称して、サッカー部数名が乱入して来たw




部活男子「日曜日、先生バイクでどっか行ったしょ」


安永先生の趣味であるバイク。


そのバイクの後ろに乗りたい。


以前から、何度もそう思っていた。




部活男子「先生、彼女いるの?」


みんな聞くよね。この質問w


安永先生「…いないよ」


即答じゃなかったのが、何か引っ掛かった。


考えたくはないが、好きな人はいるとか…




部活男子「先生、何歳?」


安永先生「24」


部活男子「じゃあ、そろそろ彼女作った方がいいよ」


部活男子「行き送れちゃうよ」


余計なお世話かとw




部活男子「先生って、舌短い?」


安永先生「ん~、そうかもなぁ」


先生、滑舌悪いもんね汗






先生への質問攻めを聞いている内に


当たりは大分暗くなり


サッカー部男子は、完全に居座っていたw




部活男子「先生、腕相撲しよ~」


…今、時間外実習中なんだけど。


安永先生「よし!」


Σまさかの先生その気で


腕をまくり相手と手を重ねる。


そんな光景を、私の側で温かく見守る友達F。


友達F「先生って、腕相撲弱いんだよ(笑)」


Σな、何でそんな事知ってるの!?


聞く所によると


該当者だけで行われる、放課後の技術競技鑑定勉強会で


腕相撲していたらしい…




部活男子「Ready Go!」


本気で力を出し合う2人。


私「ちゃんと作業やろうよ><」


そんな私の声は、先生には届かない。




部活男子「先生、弱ーい」


安永先生「……」


あれだけやる気になって、負けた先生。


サッカー部も満足したらしく、いなくなり←


作業を再開するのだった。






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