★7月19日★
いよいよ、学校祭が開幕。
チャイナ服に身を包んだ私は、安永先生を探していたが
女子「それ、秋月さんが作ったの?」
クラスの女子に呼び止められた。
裁縫が苦手な私は母親にお願い
完璧な仕上がりの衣装が出来上がったが、それは間違いだった。
友達Fは、自分ひとりの力で頑張って衣装を作ったが
私の衣装と比べると、その差は歴然。
女子「凄い!」
女子「作ったとは思えないねw」
クラスの女子が私に集まる中、友達Fは走って教室を出てしまった。
…結局、安永先生には合えず
友達Fとの溝は深まって行き、私はひとりになった。
思い起こせば
私は、この学校祭のために何一つ自分で頑張っていない。
そんな私が、安永先生に会う資格なんてどこにもない。
制服に着替え、午後はカラオケ大会を見に行った。
もちろん、私の隣に友達Fの姿はない。
続々と、参加生徒が歌う中
次に、舞台に上がったのは
安永先生だった
滑舌悪いのに、大丈夫なのかなぁ
心配していると、予想通り
何歌っているのか分からなかった
それでも、一生懸命歌う先生。
先生が、曲に合わせて
「うあああ!」
と、マイク越しに叫ぶと
女子「きゃあ」
先輩達の黄色い声が飛んでいた。
…安永先生、意外と人気あるんだね。
ちょっと、複雑な気持ち
他にも、福嶋先生や英語担当の後藤先生も歌っていたw
先生方の歌を聞いて、少し元気付けられた私だった。
ブログランキングに参加しています♪よろしくお願いします(≧▽≦)