特に緊張もなく当日の朝を迎え、仕事は有休を使うか病欠にするか悩みましたが、当日の朝病欠ということで連絡を入れました。

特に持ち物は不要、朝食については特に指示がなかったものの、みなさんのブログを拝見していると前夜から飲食禁止とのことだったので私も朝食は抜きました。

朝一口だけお水を飲みましたが、本当に喉を湿らす程度です。

指定時間の7時45分に病院到着。

待合室に通され、待っている間にトイレに行くように言われたので行っておきました。

待合室には次から次へとカップルが入ってきます。

こんなに待合室がいっぱいになったの初めて

みんな採卵なんでしょうね


15分ほどして処置室に通され、看護師さんに朝から飲み食いはしていないか確認されました

やっぱり禁止だったのか

そして、トイレに行きたいかと聞かれたので「もう行ったので。」というと、「トイレはすぐそこにあるから。」と・・・。

「いや、もう行ったから大丈夫。」

「だから出たところにあるから。」

・・・通じてない

仕方なく、一度部屋を出てトイレに行ってみる。

さっき行ったばかりなので何も出ない。

また処置室に戻ると次は90ユーロを請求され、今この処置室の中で払うの
という感じ。

あとでそのInvoiceを見て、麻酔費用ということがわかりました。

そして問診票のような紙を持ってきたかと聞かれました。

前から準備していたけれど受付やドクターに渡すたびに「今度でいいから」と言われていた書類で、念のため毎回バッグに忍ばせておいたのです。

持ってきておいてよかった

採卵日に必要だったとは。

下半身スッパでベッドに寝かされ、右腕に点滴を刺されました。

点滴というか、ただの水、と言われましたが。

その後麻酔科医が入ってきて、初めての麻酔か?アレルギーがないか?朝から何も食べていないか?など聞かれました。

「採卵中はよく眠れるように私も一緒にいますからね~。5~10分ほど眠ることになりますよ。」と言われ、次はその処置室横の扉を開き、歩いてオペ室へ連れていかれました。

オペランプがあり、内診台があり、その横にはモニターがあり、小さいながらもオペ室という感じ。

看護師さん、麻酔科医、そして見慣れた男性ドクター3人が私の周りに立ちました。

麻酔科医が打っている点滴を水から麻酔へ替えると、1秒くらいで目の前が歪んできました

でも眠くはならず、顔を歪ませながら5秒ほどそのまま目を開けていると、「Sleep...」と言われたので、目を閉じてみました。

もう一度目を開けると・・・見慣れない天井がうっすら見えて、内診台ではなくベッドに寝ていた私。

目の前に掛け時計があり、時間はぴったり9時。

確かオペは8時半頃に始まっていたはず。

私、、、30分寝てたみたいです

周りを見渡すと他に5人寝ていたのですが、みんな意識があって、携帯をいじってたり本を読んでたりする人がいてびっくり。

あとからベッドに乗せられてその部屋に運ばれてきた人がいたのですが、その人も意識がはっきりしていて看護師さんと普通に会話しながら入ってきました。

がっつり寝てたのは私だけ

内診台からベッドにどうやって移動したんだろう・・・担がれたのかな

ちょっと寒くて、毛布をもう一枚かけてもらいました。

それから1時間休んで、待合室にいる夫の元へ。

夫の精子採取も無事済んでおり、私がいつ出てくるかわからないので待合室で仕事をしていました。

その後すぐに、採卵してくれたドクターとお話ししました。

7~8個取れそうだと前回の内診で教えてくれたドクターです。

今回取れた数はなんと「16個」だそうです

「予想の倍じゃないですか
」と言うと、「採卵までに一気に卵が成長したみたいだね。」と。

でも小さいのも含まれているから、実際に使えるのは12個くらいになるそうです。

翌日にいくつ受精したか、そしていつ移植するかの連絡が入るけれど、予定している移植日は5日後だそう。

てっきり2~3日後だと思っていました。

そして戻す数を1個か2個どちらにするか聞かれ、、、2個がいいかなぁと夫と顔を見合わせていると、ドクターが「1個にしておいたほうがいいかも。」と一言。

双子ちゃんもいいよねぇ・・・と夫が言っていたのですが、私は双子のリスクなども調べていて不安もあったので、夫に1個にしてもいいかと聞くと、夫は私の意見を尊重すると言ってくれました。

そしてドクターも「Believe me」というので、1個に決めました