こだわり | Beloved

こだわり

友達の一人にとてもお美しい方がいらっしゃいます。その方は高校のころから皆のアイドルで、彼が通るだけで黄色い声があちこちから飛び交います。

色白で、なんとも小ぶりなお顔に繊細な容姿でございます。

勉強もたいそうでき、そして、足は天馬の様に速く、、、、、って、もう疲れました。


はい。とにかく、私の友達に超美形君がいるんです。

でも、ちょっと変わっていて、日本の古いことが大好きなんです。


未だに平成じゃなくて昭和と数えるし、妖怪が大好きで、京極さんの本を読みあさっています。


過去に、どうして京極の本が好きなのか尋ねてみると、彼の日本語の使い方、文章の構成の仕方,

本の構成の美しさなどが理由でした。


普通、本が好きというのは、その人の描写が好き、思考が好きだと、答えますが、

彼にとってはそんな答えは当たり前すぎで、それを通りすぎた答えのなので驚きました。


そんなかれは、料理も大好きです。

私が帰ってきたといって、はるばる1時間もかけて遠出をしてお気に入りのスーパーに

買出しに行き、出汁からとって、色々と作ってくれました。

鳥のつくね、しらすと枝豆入りご飯、海鮮の赤味噌汁、まぐろととろろ、さしみなどなど、、、、はぁ、、しあわせぇ、、、。


彼の友達への対応もやっぱりきちんとしています。


世間では変わっている。


と言われてお終いになってしまいますが、それはその人にとって、何か大切なもので、

それは、そのもの、その人を大切に思う気持ちの現われで、それをただ単に変わっているという

見方は間違っているんだなぁっと彼を見ていると思います。


彼のこだわり。

大切な友達だからこそ、料理にもこだわりたい。

再開しても、絶対に久しぶりとは言わない。

お帰りって言って出迎えてくれて、私の居場所がいつもあることを表してくれる。

じゃ、またね。の言葉が、また明って言っているで、悲しくならない。


時間の溝があることを感じさせない、時間がたっても変わらない友達がいることの大切さを彼が一番理解してくれている。


ただいま。

忠雄様

念に一度しか会えないのに、あなたは私の中に強く存在している。

あなたのそのこだわりで、私はすごく守られている気がします。