依存心
君の本当のことなんて何も知らないけど
ずっと知っていた 友達だった
知らない君を 空にくくりつけて
ずっと一緒にいた 時間軸の外
あなたのことなんて実は何も知らないよ
でもずっと見ていた 愛していた
知らないあなたを 許したつもりで
ずっと縛り付けた 私の記憶の上
その音だけ その声だけ
いつまでも 止めないで 生きていて
私の血が巡りを止めても
耳だけであなたを見付けるために
貴方の愛しさを表す言葉など
この世にはない 見つからない
安い言葉は積み重ねても
空に届く前に 風に散るから
その息だけ その温度だけ
いつまでも 止めないで 生きていて
私のそれが冷え切ってしまっても
温もりだけで貴方を見ていたい
知らない矢に打たれ 心に穴があく
血が足りないならあげるから どうか
その音だけ その声だけ
いつまでも 止めないで 生きていて
あなたのいない世界など
空さえ知らないから 歩けない
