いきなりですが私、ポルトガルの勉強が嫌いで全然まじめに取り組んでいません。
業務は基本的には英語なので仕事で困ることはそこまで多くはないのですが(といっても英語を話せない人もいますし、ポルトガル語の会議なんかもあったりするので、話せるに越したことはありません)、プライベートのほうは結構面倒です。
日々外国語に囲まれていて疲れるのに、家に帰ってからさらに勉強しようとはなかなか思えないのです。
ただ、しっかり勉強せずに適当な理解のままにしていると、時に恥をかくこともありますよね。今日はそんな話です。
ブラジルはカードの普及率がとても高いです。路面商店含め、カード不可のお店にあたったことはありません。
どのお店でもだいたい、こんな感じの端末があってタッチ決済か通常のICカードで決済をします。
間違って理解していたのは、この決済に関する話。
レストランとかで支払いを終えると、だいたい早口で「サァビーア??」と聞かれます。
これに対して「Por favor」というとレシートをくれて、「Naõ, obrigado」というと何ももらえません。
怠け者の私、この「サァビーア」とかいうのは、英語でいうところの Receipt を意味すんのね、ふんふん、と勝手に勘違い。
ところが、たまーに逆にこちらから「レシートください」という意図でこれを言っても一向に通じない。
きっと私の発音が悪いのだろう。最終的には英語で Receipt please と言ってみたり、ポルトガル語で紙を意味する Papel と言ってみたり(とても数少ないけど知っている単語)すると、なんとなーくわかってくれて最終的にはレシートがもらえます。
先日ブラジル人同僚と出かけたときに、ガソリンスタンドによる機会がありました。
決済を済ませると、例の「サァビーア」が聞こえてきたのでこれはチャンス。今の!なんて言ってるの!?と聞いてみました。
帰ってきた答えは、「In English, that means "your way"」。意味が分からない。
ちなみにポルトガル語でレシートってなんていうの?とも聞いたら 「recibo(ヘシーボ)」。なんだすごく英語に近い。
「sua via(スゥア ビーア)」と言っているそう。上の写真にあるみたいに決済を終えるとお店の控えがプリントされてくるのですが、そのあとにお客の控えもプリントすることができる。自分(お店)のは出てきたけど、あなたのはどうする??という意味で 「your way? 」と聞いているらしいです。
それで、私が勝手に勘違いしていた「サァビーア」はどこに行っても通じなかったわけですね。
何かを聞かれる前から、君のは??君のは??といっていたわけで、きっと変に聞こえたことでしょう。
まあでも、きっとこういうことって言語を学んでいく過程では多々あるものですよね。
こうやって学んだ言葉はなかなか忘れないものです(いいわけですね)。
ちなみに領収書は、「nota fiscal」。これは経費精算などに必要なのでブラジルに来て早々に覚えた単語です。
こういう恥ずかしい思いをしても、なかなか勉強の意欲はわいてきません 笑
のんびり、生きるのに必要なコミュニケーションから少しずつ学んでいきたいと思います。
(このペースだと、覚え始めたころにはもう本帰国でしょう。)
では。