日本食は家庭料理を作る。
イタリア料理は、ほとんどパスタしか作れない。
英国料理と来れば、オーブン料理がおいしい。
筆者の出来る料理といえば、実はこの程度なのだ。
さて、中華料理も時々作る。
しかし、神戸や横浜の中華街でありつける様な本格的な中華は出来るわけもない。
簡易版、あるいはいわゆる食堂で食べるような中華だろう。
その中の一つに酢豚がある。
ケチャップで作るのだが、頗るおいしい。
これは甘酢あんかけなので、肉団子にも応用できる。
2~3人前:
まず、あんかけの素を作っておく。
水400cc - 500ccでスープストックを用意する。
それに、他の調味料を加える。
ケチャップ大さじ2杯
塩パラパラと少々
醤油大さじ1杯以下
砂糖大さじ1杯以下
お酢大さじ1杯以下
以下、以下、以下と書いてるのは、出来るだけ控えめに、控えめにという意味である。
味の濃さというものは好みがあるので、個人個人が調整するしかあるまい。
お好みでショウガをすりおろして入れる。
筆者は通常入れる。さっぱりした感触が加わり、味がしつこくなくなる。
これらを混ぜておく。
コーンスターチ大さじ2杯程度に水を適当に足して、とろみをつける用意もしておく。
筆者はマグカップに作っておく。
片栗粉でもいいが、筆者はその場合の分量を知らない。
三枚肉などの豚肉を用意する。目安は400~500gだ。
これを3cm角ぐらいの大きさに切る。
小さめよりは大きめの方がおいしいし、見た目にも食欲がわく。
これに小麦粉をまぶして、油で揚げおく。
別途野菜を、適当に小口大に切る。
これも小さめよりは大きめに切った方がいい。
玉ねぎ1個
人参1本
ピーマンかパプリカ1個~2個
大きさによって個数が異なるので、お好み次第だ。
これをサッとゆでておく。
ゆで過ぎるとしまりのない酢豚になるので注意。
生々しい野菜の感触の好きな輩は、この過程は省いていい。
あらかじめ揚げておいた豚肉を炒める。
そこに野菜を投入。
中火でいいだろう。
少々炒めたら、用意しておいた調味料を投下。
ひたひたになってないな、というあたりでそれ以上入れるのをやめておこう。
ぐつぐつ煮えてきたら、溶いたコーンスターチを入れてかき混ぜる。
この時は、少し火を弱めた方がいいだろう。
とろみがついて、照りが出てきたら出来上がり。
筆者は黒コショウをかけていただく。
これで、王将に出かけなくても酢豚や肉団子の甘酢あんかけにありつけるという寸法だ。
コーンスターチが、やや多すぎたかも。