世界的に新型コロナウィルスが流行している。
1918年頃に流行ったスペイン風邪以来の猛威になりつつある。
スペイン風邪では、世界人口が15億人~20億人で、その内5億人が感染したと言われる。
約3割だ。
そのうち亡くなられた方々は、5000万人~1億人と推定されている。
今住んでいる国でも、数日前からかなり厳しい外出禁止令が出された。
こういう事態になるという事を民衆は察知したのだろう。
2週間ほど前から、スーパーマーケットでの買い占めが横行し出していた。
特に食料品や消毒剤関係は、棚がガラガラだった。
Ulrich DreglerによるPixabayからの画像
さて、買占め騒ぎから10日~2週間ほど経過しただろうか。
今日は土曜日だ。
政府の呼びかけなどにより、買占めは落ち着いている。
しかし、近くのスーパーマーケットでは、やはり朝には行列ができていた。
皆、一定の間隔をあけて並んでいる。
多分そうなるだろうと思ったので、買い物は昨日金曜日に済ませておいた。
通常でも週末は混雑するからだ。
店内に入ると、やはり意外に混んでいる。
ここ数日は統制が取れ始めた為か、ビニールの手袋やマスクをしている人たちも、2~3割は居るだろうか。
普段、手袋の習慣はかなりあるものの、マスクの習慣は一切ない。
皆、ある程度の間隔をあけて買い物をしていた。
レジでは、買い物客との間を隔てることが出来るように、透明の樹脂で防御壁が取り付けられていた。
店員さんは、透明の樹脂の何というのだろう、顔全体を覆うマスクをしておられる方も居る。
パスタはなかったし、ミネラルウォーターは2リットル入りが2本までという制限がかかっていた。
しかし、卵、ハム、ヨーグルト、食パン、サラダ、キュウリ、トマト、セロリ、すももやレモン等が買えたし、まだ食料危機というほどにはなっていない。
そんな中、冷蔵庫や冷凍庫の活躍は目覚ましい。
早速、普段ギュウギュウ詰めになっている冷蔵庫や冷凍庫の残り物も使いながら、毎日夕飯を用意した。
その中の一部を紹介しよう。
ポテトサラダと白魚のフライのタルタルソース和え
レンコンのはさみ揚げ
スパゲッティ・ミートソース
三色ご飯
ドイツソーセージプラッター
三枚肉と大根の煮物
大分のとり天
まだ食事は豊かだ。
この豊かな食事がいつまで続くのかは分からない。
作物を作ったり、供給に携わる方々がやられたら、難しくなるだろう。
それまでに終息することを祈る。
日本は未だ欧米ほどに為っていないので、実感が伴わないかも知れない。
しかし、逆に今が、出来るだけ未然に防ぐギリギリのタイミングであり、チャンスではないのだろうか。
不要の外出は避けた方がいい、否、避けるべきだ。
一人一人の努力が世界を救う。